門田隆将氏が森法相の「検察逃げた」発言を解説 「事情知っていて出た言葉。完全な虚偽ではない」
<time class="article-date">2020.3.16 20:00 ZAK ZAK</time>
森雅子法相(参院福島選挙区)が「東日本大震災(2011年)の時に検察官は最初に逃げた」などと国会で答弁し、謝罪と発言の撤回に追い込まれた。ただ、当時の新聞記事を見ると、福島地検いわき支部の行動には多くの疑問が指摘されていた。発災直後、福島県いわき市を拠点にして、被災地の取材を進めたジャーナリストで作家の門田隆将氏にも聞いた。
森氏の答弁は、9日の参院予算委員会で飛び出した。以下の内容だ。
「東日本大震災のとき、検察官はいわき市から、国民が、市民が避難していない中で、最初に逃げた。身柄拘束をしている十数人を理由なく釈放して逃げた」
そんな過去があったのか。
産経新聞は11年4月2日朝刊に「福島・仙台地検、容疑者釈放 治安は本当に大丈夫か」とのタイトルで、《東日本大震災後、拘留中の容疑者を釈放した福島、仙台両地検の対応が波紋を広げている》《福島地検は一方的に釈放しており、福島県警は強く反発している》と報じている。中略
森氏は「個人の見解を申し上げた」と釈明し、発言を撤回。安倍晋三首相から厳重注意を受けた。
今回の件をどう受け止めるべきか。
当時の事情をよく知る門田氏は「震災直後、いわき支部が庁舎を閉め、郡山に移ったことに、地域住民は『治安はどうなる?』と怒っていた。容疑者12人を釈放せず、被害が少ない内陸の支部に移す選択肢もあったはずだ。いわき市出身の弁護士である森氏は当然、この事情を知っていた。『逃げた』との表現は思わず出た言葉だろう。左派野党も、森氏の発言が完全な虚偽ではないと分かっていて、政権の失点をあげつらっている。しかも、新型コロナウイルスの感染拡大に備える法案審議でだ。野党こそ批判されるべきではないか」と語っている。
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/200316/plt20031620000014-n3.html
この問題の認識がなかった私には何のことかわからなかった。森法務大臣が検察に喧嘩を売るような発言をした理由は何かあるのだろうとは思っていたが震災直後、軽微?とは犯人の釈放があったことで森大臣は「検察は逃げた」と私見を発言したと言う事だった。あのどさくさ状態で東北は普通の精神状態ではなかった。9年前の事で前を向いて進むはずの日本の国体を野党はどうにかしてストップさせたいのだろう。今、日本は武漢ウイルスと東京五輪の狭間で大揺れ状態政府も頭を抱えているときに森友やサクラそして森大臣の言の削り取りで日本を弱体させたいとしか言いようがない野党。国民民主の議員が総理を罵倒した。猿軍団の猿と形容した。これでいいのか、与野党が真剣に議論して今のウイルス撲滅をするべき時に政権を倒す事しか頭にない野党は日本にとって存在価値は0だと私は思う。