安倍首相辞任表明、中国共産党系メディア「日米を離間させ、日本を取り込め!」
安倍首相は長期政権により国際社会における日本の信頼を大いに高めたが、最後の汚点は習近平国賓来日計画だった。中国の本音も見えた今、安倍首相辞任を機に次期首相は習近平国賓来日中止を宣言すべきだ。
米中が対立する中、日米を離間させ、日本を取り込め:中国共産党系メディア「環球時報」
8月28日午後2時過ぎに、安倍首相の辞任表明ニュースが日本で報道されると、中国のネットは速報で伝え、5時からの記者会見はライブでネット配信するという重要視ぶりだった。しかし29日早朝に中国共産党機関紙「人民日報」傘下の「環球時報」電子版「環球網」が発表した社評(社説)「安倍執政を回想する 中日関係の複雑さを体験」は、実に辛辣で中国の野心を丸出しにしたものだったことに注目しなければならない。同紙は冒頭で「多くの中国人は安倍が嫌いだ。最大の原因は2013年に靖国神社を参拝したからであり、日本の平和憲法第九条を改正する動きを進めていたからだ」とした上で、以下のようなことを書いている。
1.しかしその後さまざまな起伏があり、ここ2年間ほどは中日関係に関して安定する方向に動き始めた。
2.中国は大国なので、アメリカが対中包囲網を全面的に展開して中国を追い詰めようとしている今、日本のような国は、必ずわれわれ中国が味方に引き入れておかなければならない国だ。
3.日本に日中共通の利害を強く認識させること。日本はたしかにアメリカの同盟国ではあるが、しかし中国は日本の最大の貿易相手国なので、対中問題に関しては、日米関係は必ずしも鉄則のような強い必然性で結ばれているわけではない。
4.日本が、極端化するワシントンの対中政策と距離を持つように持って行き、ワシントンの対中攻撃に日本ができるだけ協力しないようにさせることは、中国にとっては非常に価値のあることである。おまけにひとたびこの方面における効果が出始めると、中国にとっての日本の意義は、日中紛争によって得られる些細な損得の意義とは比べ物にならないほどの大きな意義を持つ。
5.長い目で見れば、日本はいずれアメリカのコントロールをより受けないような外交的独立性を必ず求めるようになる。だから日米同盟が存在する下で、米中間におけるある種の戦略的バランスを保つことは日本の利益に合致し、日本にとっての唯一の道となるであろう。
6.日本にはこのような方向に戦略転換することを阻止しようとする動きがあるだろうが、その動きが増大しないように中国は力を注がなければならない。そのために中国は、日中両国社会が絶え間なく接近する方向に動くためのファクターを積極的に作り上げていかなければならないのである。
7.それを実現するには紆余曲折があるだろうが、しかしこの道にまちがいはなく、日中関係にとっての戦略的価値がある方向性である。後略 https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20200830-00195771/
確か、中国から金を貰っている日本の新聞社は毎日新聞だったと記憶する。他国の政府から資金を得て他国のプロパガンダを推進する毎日新聞、安倍総理を敵と見定めている朝日新聞、何が何だかわからないが反日東京新聞、北朝鮮系朝鮮総連から資金得て復活した日本共産党など日本には政党からマスメディアまで日本の心を持ったサムライがいない。外国人はサムライに憧れ日本に永住する人もいるだろうが今の日本にサムライはいない。ただ、私は安倍晋三氏を政界のサムライだと思う。孤独に耐え自らの思いを政治に生かし苦労した7年8か月、党内党外から受けたいばらの道は総理にストレスを与え持病の再発を促した。志半ばで任期を全うできず去る安倍総理、無念の極みだと思う。今しばらく静養して3次内閣の草案でも考えていてもらいたい。安倍総理は今回で終わる器ではない。