私は成田空港の反対闘争というものはテレビのニュースでしか知らなかった。そして興味も無かった。確か、成田空港が開港以来始めて大雪での封鎖と言う事があったときに利用した事が現時点初めてで最後になる。
その成田空港反対闘争で煽り続けた小川国彦氏元社会党衆院議員が84歳で死去したそうだ。彼は反対派を煽り続けたが一転賛成派に回り成田市長を務めた御仁らしい。梯子をはずされた反対派はどういう気持ちだったか。彼だけではない、元社民党幹事長伊藤茂氏も反対闘争を指揮した一人だが後の細川内閣では運輸大臣に就任「立派な空港を作る」と発言していたとう。
成田闘争の主犯は社会党だったようです。
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国会議員が一坪共有地で抵抗
社会党は昭和38年に新空港の候補地に千葉県富里村(現・富里市)が浮上した当初から内陸部への空港建設に反対した。41年に成田市三里塚への建設が閣議決定されると、佐々木更三委員長が現地入りし、「社会党は空港建設阻止のために闘い抜く」と演説。党大会でも反対決議を行った。
成田闘争は何のためにやったのかは知らないが共産主義の革命闘争とでも考えればいいかも知れない。革命ごっこに飽きた者は体制に寝返り地位を得る。捨てられた運動員は歳をとりながら未だ革命を夢見る。そして革命ごっこの犠牲者が3名の警察官、彼ら犠牲者に対するこの左翼たちはなんら反省をする事はなかったという。
そもそも、日本の左翼はなんなのか、市民を煽りながら体制を批判させて死人まで出させて自分は体制側につく、そして一転体制の成功者になる。非常に興味深いブログを紹介・・・
http://inquiry.seesaa.net/article/204827976.html(左翼論のまとめ)
この中で「目的の為なら手段を選ばない」
この手段というのは「より良い社会の実現の為の手段」らしい。
1.爆弾、銃、テロを使用して、反対勢力および警察を壊滅させれば日本革命は成る。
2.既に闘争には勝利し、革命党は建設された。従って、唯一真正な革命党である自分達に逆らい、敵対する党派は、すべて警察のスパイである。残る仕事は、組織防衛のため、彼らスパイを殺し尽くすことだ。
3.今こそ大衆の海に乗り出し、大衆とともに歩みながら、常に政府の足を引っ張り、革命の条件が熟するのを待つ。
4.革命的祖国敗北主義により、日本革命を起こす。
5.議会を通し、多数決で政権を獲得し、革命を成就する。
これを真剣に討論していたのは東大安田講堂篭城事件の頃というから1960年代年終わりの頃という。この中で革命的祖国敗北主義という???の言葉があります。なんのこっちゃ・・・
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日本共産党、日本社会党、中核派の理論。
いわゆる反戦団体、九条の会などの存在理由でもある。つまり、積極的な売国運動、利敵行為を通して、ソ連、中国、北朝鮮、韓国に日本を攻撃させ、日本を弱体化させる。そして、隙を見て日本を乗っ取るというもの。
簡単にいえば、クーデターで政権奪取。歴史的にも、ナチス、スターリン、毛沢東、キューバが実行している。
だが、完全属国化をどう防ぐのか?不可能だと思う。
だそうです。1960年代はデモやテロが頻発した時期、全学連がバリケード組んでヘルメットかぶり手ぬぐいで顔を隠し鉄棒や火炎瓶で機動隊へ攻撃する。そして弱った日本をソ連や中国、北朝鮮、韓国に攻撃させて弱体化させる・・・その後自分たちが日本を統治する・・・本気でそんなことを考えていたのか(絶句)まあ、現実他国が日本を攻めてきて占領したら真っ先に左翼は処刑されるだろうに、やっぱ左翼はアホバカとしか言いようが無い。そして革命的祖国敗北主義とやらが9条の会や反戦団体の存在理由だって・・車に憲法9条守ろうと書いた三角眼鏡をかけたインテリ風のおばさんの存在理由・・。
そういう中で育った左翼主義に染まった者達が政権を握ったのが2009年の民主党政権だった。3年半で何があったか、誰も興味を持たないことだが菅直人政権は本気で自衛隊がクーデターを起こす勢いだったろうと思う。
菅直人総理の側近25名「内閣官房専門調査員」議員ではないが内閣の中枢に入り込んでいる重要職。この25名中9名が極左暴力集団社青同出身というから恐れ入る。のちに9名から11名に増えているから殆どが極左の官房調査員を菅は首相官邸に自由に出入りさせた張本人だが、菅の命令というよりは社青同からの命令だったかも・・・左翼の恐ろしさを感じる。
菅直人政権が外国人からの献金問題で激震していたとき東北で大地震が起き、菅政権の延命につながったのは日本の不幸の不幸だった。その時の、福山哲郎官房副長官は飯館村に赴き・・・
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飯舘村の菅野村長を、いきなり福島市内に呼び出し、
福山「お前の村は、計画避難区域になった。だから避難しろ」
菅野「え?避難って、どこに避難すれば良いんですか?避難所はあるんですか?仕事を失う人の、生活保障はどうするんです?子供の学校だってありますよ?それに、避難にかかる経費も、どうしたら良いんですか?」
福山「そんなこと知るかよ。お前らで知恵を出せよ。とにかく、5月末までに避難を完了しろ。良いな」
菅野(この政権には、心がない・・・)
ということがあったそうだ。松本龍復興大臣の態度を覚えている人も多いだろうがなぜあのような態度をとったか誰もが不思議に思うだろうが左翼を知っている人は「だって左翼だもの」ではなかったか。共産主義にまみれた者は人を統制しようとするらしい、あの場合は知事が大臣より後に来て大臣さまを待たせるなんてなんという出来損ないの知事ということで激昂したと考えれば合点が行く。左翼主義は自分の方が偉い人間、労働者は偉い人間である左翼主義者が統制するものと思っているのだ。
そう考えれば労働者組合は左翼である民進党の支持母体、民進党は心の底では「アホ」とほくそ笑んでいる図が想像できる。
最後に青山繁治氏のコメントを・・・
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「菅政権は、社会主義政権とは言いませんよ。どうしてかというと、僕らの民主主義のルールに則って、あくまでできた政権ですからね。そんなこと、社会主義政権って言ってしまうと、僕らの国自体を貶めることになるから、そんなことは申しませんが、しかし公平に見て、民主主義の普遍的な価値、例えば報道の自由であったり、それぞれの考え方の自由であったり、行動の自由であったり、そういうことに関心が薄い政権だと言わざるを得ないんですね。で、これは実は、あの、現政府の中にも、民主党の中にも、つまり民主党寄せ集めでしょ?どうもこの政権は、あの、民主主義に遠いなと思ってる政治家もいるわけですよ、官僚の中にももちろんいるし」
松本龍復興大臣、平野達夫内閣府副大臣、どちらも恫喝大臣でした。もう1人孫正義さんも人にやらせて成功すれば自分のもの、失敗すれば叱責する人らしいです。思想信条は自由ですが人に迷惑をかけたらいかんですよ。