ウクライナ在留の邦人たちを切り捨てた、日本政府の「ひどすぎる怠慢」
なぜ、日本人は乗っていなかったのか…?
林芳正外務大臣とポーランドのズビグニェフ・ラウ外務大臣[Photo by gettyimages]
なぜ政府専用機に邦人を乗せなかったのか―。林大臣は4月3日、訪問先のジェシェフで同行した記者から「日本人女性でウクライナ人の夫を持つ人も、(政府専用機に)乗れるのか」と質問され、「そういうことも含めて調整中」と回答。翌4日の官房長官会見でも松野博一長官が「調整中」と述べていた。 しかし林大臣がウクライナ避難民だけを伴って帰国した翌6日午前の会見では、松野長官は「ポーランドからの帰国手段を自力で確保することが困難であると考えられる在留邦人からの具体的な要望はなかったと承知している」と明言し、「特段、邦人の搭乗が排除されていたわけではない」と付け加えた。 同日の外務報道官会見で小野日子報道官も、筆者の質問に対して「今回、ポーランドからの帰国手段を自力で確保することが困難であると考えられる、在留邦人の方からの具体的な要望はなかったと認識している」と答えている。
つまり日本政府はウクライナ在留の邦人を最初から「自力で国外に脱出できるはず」と判断し、政府専用機の輸送対象から除いていた可能性がある。また前記の松野長官の発言が、政府専用機に乗るにはポーランドに滞在していることを前提にしている点も留意すべきだろう。ウクライナから出国できなかった邦人は対象とされていないという事実が読み取れる。 実際にリビウに避難中の日本人女性が日本国籍を持つために政府専用機への搭乗を拒否された事実を、テレビ朝日は4月4日に報じている。日本人は切り捨てられたということになる。https://news.yahoo.co.jp/articles/72939fca9b5a4006d93a159fa887526985ae4367?page=1.2
政府専用機は2機で行動を伴うらしい。今回ウクライナ避難民を搭乗させて帰国したのは2番機だったようで政府の言い分はウクライナ人の避難民というくくりで日本人は自分でなんとかしろという事のようです。こんなもの、心ある林外相だったら「私の責任において希望する日本人も搭乗させろ」と言えばできたはず、ただし野党が法律を無視したとほざく可能性もあるが場合が場合だからここで林さんも男を上げるチャンスだっただろうがお坊ちゃん議員さんだから目の前現実は見えず遠くの自分の利益を思っていたのかも・・それにしても日本政府の角張った政策に柔軟な対応を求める場合もあるが大臣が無視するなんてね、7月の参院選は自民党惨敗の可能性も・・