29日に、能登の穴水にAKBがやってきたという。
さっそく輪島の門ちゃんに事情を聞いてみたら、のと鉄道のイベントに来たとのこと。
のと空港があるから、東京からピューと飛んで来られるのだろうか?。
称名道路が開通してから3日目。
ようやく天気が良くなったので、称名へ出かけた。
7:30 称名駐車場を出発。
車は10台くらいしかいない。
雪のない称名レストハウス。
今日は体調が良くて、息が全然切れないまま、大日岳登山口に到着。
大日平山荘のマスターの車は、まだない。
登山道には、昨日降った雪が、少し残っていたが、歩くには支障はない。
じじのチェックポイント1。鉄の橋。
例年なら、このあたりから称名大雪渓を登るが、今年は雪が少なくて、わずかこのとおり。
じじのチェックポイント2。石の階段。
ここから七曲がりが始まる。
七曲がりは,上に登るほど、昨日の雪が厚く残っていたが、滑るほどではない。
それよりも、シーズン初めのため、たくさんころがっている浮き石のほうが危険だ。
じじのチェックポイント3。猿が馬場。
3つあるベンチは、どれも昨日の雪がかぶって、座ることができない。
帰り道に座るために、雪を落とした。
牛の首の下、崩落地の登り口の階段。
この先にある3つの階段は、昨年、gappaさんが取り付けた。
崩落地の登山道は、浮き石が多く、気を抜くと足をとられた。
3つ目の階段。崩落地で一番危険だった場所にあり、効果は絶大だ。
崩落地の最上部にある暫定道のトラバースに、昨年gappaさんが作った新登山道。
昨年の形を、ほぼ保っていた。
おかげで、シーズンの初めはいつも崩れて相当登りにくかった場所を、今年は安心して登れた。
牛の首の手前では、笹の葉につららが下がっていた。
雪が少なくても、4月は4月。
剱御前小舎のHPにあった言葉が、頭をよぎる。
「今シーズンの小雪は恐らく立山でも記録的。
うっかりこの景色に騙されず、
まだ4月の終わりだということを忘れずに。」
じじのチェックポイント4。牛の首。
雪をかぶった大日岳が見える。
「牛の首」というのは、痩せて幅の狭い、という形状を表しているらしい。
こんど牛を見る機会があれば、よく観察しようと思う。
でも、昔なら立山町の田んぼに、ホルスタインが放し飼いされていたが、最近は見ないよな。。
牛の首では、岩の上が凍結しているところがあり、足が滑ってヒヤっとする。
鉄の階段を過ぎてから、いつもの雪渓がでてきた。
牛の首は、東西に延びた尾根だが、登山道は日の当たらない尾根の北側にある。
このため、全部の雪が溶けて夏道になるのは、例年なら6月になってからだ。
今年は雪が少なかった、とはいえ、残っているところには残っている。
尾根と雪渓の間は、ところどころパックリ開いている。
先に行った方が、アイゼンを装着していたので、じじもリュックからアイゼンを取り出し、足に付けた。
そして雪渓を登ってみたが、なんせ高所恐怖症のため、谷底を見ると足がすくむ。
登りでこれだと、下りになる帰りはもっと怖いだろう、と思たところで、撤退を決めた。
今日ここまで、大日平に登って行った人は、5名。
猿が馬場まで戻ったところで、ひとりの女性と、その後ろに大日平山荘のマスターが上がって来た。
女性が「今日は大日平山荘のマスターが上がるらしいですね」と言うので、「マスターはこの人だよ」と教えてあげたら、女性は驚き、マスターは苦笑いしていた。
大日平山荘のマスターは、この人です。
水を飲み終わってすぐに出発したマスターを、見送る女性。
このあと、女性の友人が遅れて到着。
さらに、66才になるという、謎の人がやってきた。
この謎の人は、一年中すっと全国の山を登っており、兵庫県にある家は電気も水道も止めていて、年に一度帰る、という。
数日前に富山へ来て、雄山山頂、鍬先山、大辻山に登ったそうだ。
今日は称名滝を見に来たが、気が向いたので、登って来たという。(驚)
「車が家です」には思わず笑ってしまった。
しばらく話に花が咲いた後、女性と友人と謎の人は、行けるところまで行くと、登って行った。
じじのほうは、浮き石が多く残る登山道を、気を付けながら下りた。
遊歩道は、大日平山荘のマスターの車が停まり、ようやく称名らしくなった。
称名滝は、日射しが差し込んで明るくなった。
次は、連休の終わりころに登ってみよう。かな。
【追記】
大日平山荘HPの今日の記事を転記します。
無事に到着しました。
今年、初めての山登り!!軽く太ももが痙攣を起こしました(笑)
原因はドリンクかな??スポーツドリンクを買い忘れ、
お茶のみで水分補給をしてたからかも……??
今年の大日平は雪が少なく、山荘あたりで2メートル弱くらい!
小屋の西面は風の影響もあって、20センチもなくベンチが出てたほどです。
気になるのは登山道情報ですね。
称名から牛首までは、前日?一昨日?降った雪が少し残ってるだけで、ほぼ夏道が出ています。
昨年みたいに倒木もなく、かなり状態は良いほうだと思います。
牛首の尾根も下半分はでてますが、牛首の半分上からはずっと雪で、しかもトラバス部分。
滑落する危険箇所なので、ここからはピッケルとアイゼンは必要です。
その先がちょっと危なそうですね・・・
う~ん、マスターの更新を見てから決めようかな。
ところで写真の女性は尖山1000回以上の方では?
大日平山荘のHPに今日の記事が更新されてますね。
引用します。
>山荘あたりで2メートル弱くらい!
毎年、じじが最初に牛の首を越えたときで、1メートル強です。
雪が少ないとはいえ、深いなぁ。
>牛首の半分上からはずっと雪で、しかもトラバス部分。
>滑落する危険箇所なので、ここからはピッケルとアイゼンは必要です。
確かにこんな状態でした。
じじは高所恐怖症なので、あの雪渓に立つと、雪の中から手が伸びてきて足首を引っ張られるような気がします。(汗)
尖山では一回しか見ていないのですが、
そいえば、印象が似ていますね。