称名じじは緑内障で大日岳を下りました

いつかまた山に登ります

6月8日(土) 大日平山荘は大忙し

2013-06-08 20:21:34 | 山登り

先週、上高地にJRのグリーン車で出かけられた東京のセレブMさんから、
立山に登ってじじの嫁はんを見ようかなぁ、とメールが来た。

残念なことに、嫁はんは上司の代わりに会議に出るので、東京へ出張中。
ゴールデンウィークに続き、なんとマの悪い人なんだ。。

そこで今日は、じじ一人で大日平に行った。

称名ゲートが開くのを待っている時間に、録音してきたラジオ体操をした。
これが大正解で、体が暖まり、称名駐車場からの出足が快調だった。


登山口から牛の首手前までの雪渓は、すっかりなくなって、残るのはここだけ。



猿が馬場を超えて牛の首まで、昨年から設置してあるモノレールの軌道が見える。

近くに寄ってみると、雪の重みでヨレヨレに曲がっていた。
今年は、修理して使うのか、それとも引き直すのか、どちらにしても大変だろうな。。



牛の首に登ってから、痩せた尾根道を歩くと、3ヶ所の雪渓が残っていた。



ずいぶん傾いた雪渓のトラバース。谷底が見えてイヤだなぁ。。
先行者のステップを頼りに、慎重にツボ足で渡った。

しかし、帰り道では下りになり怖いので、10本ツメのアイゼンを履いて下りた。

牛の首の尾根道は、谷側に少し下がり、道に縦にひびがはいった場所が何カ所かあった。
数年前に、道の谷側半分の土が落ちて、gappaさんが山側に残った岩を削って道を
広げたことがあったが、その前兆のように見えた。


大日平に上がった。
まだ、一面の雪。



ところどころに木道が顔を出しているが、ほとんど雪の上を歩く。
足がズルズルと滑り、貧脚のじじには、ずいぶんきつい。。

もたもた歩いていると、大日平山荘まで行って折り返してきた人とすれ違った。
「今日はご一緒ではないのですか?」
もしかして嫁はんのこと??。
この方は、以前、室堂でご一緒した方で、じじのブログを読んでおられると言う。
ありがたいことだ。

大日平山荘の近くまで来ると、ホースが伸びていた。



このホースが伸びているのは、まだ水道が使えていない、ということだ。

大日平山荘に到着。
木材がたくさん積んであるのは、例年にはないことだ。




両端を加工してある柱もある。



重機をしまう納屋が、雪の重みで壊れたので、建て直すそうだ。
基礎のコンクリートは養生中だった。



この基礎の上に、柱を組んでいくのだろう。
山荘の主人は、なんでもできる。


つかの間、雲が晴れて、大日岳が顔を出した。
いつみても美しい。



小屋の南側で、二人の男性が、テラスを作っていた。



マスターは、マスターで忙しい。


そのうちに、ポンプを積んで



タンクを設置する場所に持って行かれた。



山荘の軒先では、トタン板で溶かした雪をタライで受けて、水が作られていた。



大日平山荘のマスターは、山荘の工事で忙しいので、登山道の整備は、後回しにされるかもしれない。

ポカリを買って、山荘のテラスでしばらく休ませてもらって、下山開始。
白いガスの中から、登山者が登って来た。



帰り道に、牛の首の雪渓を渡ったところで、ちょっと気が緩んで、転んでしまった。
最近は、うまく転べるようになった。(汗)。

13時、称名駐車場に戻った。

半年ぶりの大日平は楽しかった。

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