雨が降りそうなとき、若者は空を見上げて、じじいは手の平を差し出すそうだ。
何かというと、若者は落ちてくる雨粒が見えるけど、じじいは見えないから手の平で確かめる、ということ。
じじいとは認めたくないじじがいる。(笑)
水曜日に、映画、スタートレックをみた。
スタートレックは、じじが若い時は「宇宙大作戦」と言ったものだ。
近所の映画館では上映されていなかったので、久々にファボーレに出向いた。
ファボーレに着いたのは9時40分。
平日の午前中なのでガラガラ。
料金表には、大人は1800円、シニア割で1100円。
でも嫁はんと二人なので「夫婦50割」(どちらかが50才以上なら1100円×2=2200円)のチケットを買うことにした。
チケット売り場は経費削減のためか、自動券売機が並び、有人カウンターは2つだけ。
「夫婦50割」は年齢確認が必要だったので、運転免許証を手にもって、有人カウンターに並んだ。
数分待って自分の番になって、「夫婦50割」と言いながら運転免許証を出したが、係の女性は運転免許証を全く見ないでチケットを売ってくれた。
「券売機でも「夫婦50割」を買えるのか?」と聞くと「買えます」という。
「券売機ではどうやって年齢確認するの?」と聞くと「年齢の確認はしていません」と言う。
え!、なるほど・・・だから運転免許証は見なかったわけか・・。
ということはだよ、
輪島の門ちゃんのように若く見える人でも、自由に「夫婦50割」を買えるということなのかな?。
もちろん夫婦の証明なんていらないのだけど、もっと言うと、男2人や女2人であっても、券売機で「夫婦50割」を買って、別々に入場すればOKということかい?。
同じく、1人で来たときは60才以上の「シニア割」を利用するが、それだって年齢確認しないのだろうか?。
と、いろいろ考えていたら、入場の時間になった。
入り口でチケットを出したら、昔みたいに、半分に切らない。
ちらっと見て、そのまま返してくれたので家に持ち帰った。
トイレに行くときは「半券」を見せて、なんて、意味が通じないよ(笑)。
おそらく最近の深刻な人手不足で、年齢確認したりチケットを半分に切る手間をかけるより、人を減らしたほうが利益になるのかもしれないな。
時代は変わったと思った。
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