朝8時に、称名駐車場にはいった。
前回は、大日登山口から、ずっと雪渓の上を歩いた。
あれから2週間、今回はどうだろう。。
大日登山口から入ったところは、こんな感じです。
基本は夏道で、2割くらいは雪渓を歩く。
登山道にはいって5分くらいのところにある「満貫岩」付近の雪も、すっかり溶けていた。
大日登山道デビューの嫁はん。
じじよりもずいぶん若いだけあって、足取りは軽く、先に行ってしまった。
木製のベンチは、雪の重みで傾いていた。
このあと、称名大雪渓を50メートルくらい上がる。
そこが一番大きな雪渓で、のこりは10メートルくらいの雪渓をいくつかトラバースする。
まだ足ができていないじじは、ゆっくりと歩いた。
称名駐車場から2時間かけて、猿が馬場に到着。
標識は、顔を出していました。
猿が馬場の残雪は10~30センチ。
深いところで、ベンチくらいの深さがあった。
牛の首の坂は、雪が残っているところが少なくなってきたが、まだ夏道は隠れているので、
ずいぶん登りにくそうな感じだった。
休憩していたら、牛の首から人が下りてきた。
大日平山荘のマスターだ。
2週間ぶりに下山すると、ホームケージに書いてあったのを思いだした。
マスターの、長さが1メートルあるピッケルをさわらせてもらった。
意外と軽い。
「杖の代わりになるから、便利だよ。ピッケルとしては使いにくい」そうだ。
特注品だから、値段はずいぶん高いのかと思ったら、普通のピッケル並とか。。
先に下りられるマスターを見送った。
背中にかついだ衣装ケース?が、重そうだ。
「荷物が多いから、パソコンは下ろさない」そうだ。
じじたちも、下山することに。
来るときには息を切らせて登った雪渓を、マスターは華麗なグリセードで滑り下りた。
「剱岳点の記」の一場面を見るようだった。
じじは、嫁はんに簡易アイゼンを履かせて、ゆっくりと下りた。
登山口まで戻ったら、ちょうどマスターの車が動き出した。
せっかくここまで来たので、称名滝を見に行こう。
雪解けで、ハンノキ滝の水量がとても多い。
幻の第三の滝も見えている。
日射しが強くて、初夏の陽気。暑さにくたびれてしまった。
あと2週間もしたら、すっかり夏道になりそうだ。
大日平まで到達できるかどうかは、猿が馬場から牛の首までの崩落地帯しだいだろう。
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いつになったら夏道で上まで行ける事やら・・・
じじも早く大日平の雪原を見たいです。
2週間ほどで、牛の首までの残雪は消えると思うのですが。
牛の首の痩せた尾根に残る雪も気になるところです。
あそこに雪があると、向こう側の谷に転げ落ちそうで、怖いのですよね。。