前に書いたプリウスのブレーキ抜けが、とうとうニュースになってしまった。
じじの経験と、本の情報によると、次のようなメカニズムらしい。
(1)ダラダラとした下り坂で軽くブレーキを踏むと、前輪に回生ブレーキがかかる。
回生ブレーキとは、発電機で電気を起こすことによる抵抗力。
(2)ここでちょっとした段差などで前輪がスリップすると、
回生ブレーキを解除して、4輪全部に普通のメカニカルブレーキをかける。
(3)ところが、このメカニカルブレーキの利きが弱くて、ブレーキが利かなく
なったように感じる。
(4)別の情報によると、スリップした前輪のグリップ力を回復させるために、
少し前進力を与えるらしく、これがブレーキが利かなくなったと感じる理由だ、
という意見もある。
合点がいかないのは、昨年あったという3台の玉突き事故。
速い速度のときは、上のメカニズムは発生しない。
これは別の原因ではないか、と思う。
コンピュータ屋の立場で言うと、プリウスはコンピュータ制御の怪物だ。
プログラムには、必ずバグがある。
ブレーキなんて、ラジオのボリュームと同じで、電圧を変えているだけ。
そのときそのときの状況をコンピュータが判断して、回生ブレーキをかけたり、
メカニカルブレーキを動かしたりしている。
これだけの自動制御を自動車に適用したトヨタのエンジニアはすごいな、
と思っていたが、やはり彼らも人の子だったということか。。
それはそうと・・・・
プリウスはすばらしい燃費だが、じじのライフスタイルには合わない気がする。
このまま乗り続けるべきか、ワンボックスにするべきか。。思案中。
今までに何度かブレーキが効きにくくなったことがあると・・・
きっと自分だけかなと思ってメーカーに言わないユーザーがたくさんいたことでしょうね。
すると、今日18時ころに携帯に電話があり、準備ができたら販売店から連絡します、とお詫びが入りました。
たぶん、気づかない人や、ハイブリッドってこんなのかな~、で終わっている人がたくさんいると思います。
びっくりはするけど、玉突きになるようなものではなさそうです。