称名じじは緑内障で大日岳を下りました

いつかまた山に登ります

2020.03.06(金) 夫婦山 東松瀬ルート

2020-03-06 15:51:26 | 山登り

今日は東松瀬から夫婦山へ登った。
雪の具合が気がかりだったが、東松瀬の駐車場まで雪は無し。
駐車場付近は、うっすら積もった程度で、夫婦山山頂で10センチくらいだった。
(東松瀬ルートは南側斜面にあるので、小井波ルートよりも雪は少ない)

誰か人と会うだろうと思っていたが、
出発してから山頂まで、人の姿も足跡も全くなくて、バージンスノーを歩いた。

10:05 八尾町東松瀬の神社前の駐車場。
じじの車だけ。



10:10 登山開始。
履き物はショートの長靴とダブルステッキ。
軽アイゼンは無し。

林道の入口にはフワフワの雪がうっすらと積もっている。
お地蔵さんの横には赤いコーンを置いて、車は通行止めとしてあった。



林道を登山口まで歩く。
日が差しこむと、木枝の雪が落ちてきた。



林道の路肩が崩れていたところは、今年はさらに崩れが大きくなった。



鉄板を敷いて、車一台通れる幅は確保してあるが、
端っこにタイヤが乗ると、鉄板が持ち上がって車の底を打ちそうだ。

10:30 夫婦山、東松瀬側の登山口を通過。



登山口にある案内板がひしゃげていた。



登山道は、最初はうっすらとした雪だったが、進んでいくと深くなった。



10:40 最初の水場にある道しるべ。



このあたりは結構急坂で、足を滑らすことが多いのだが、
フワフワの雪が5センチほどあったおかげで長靴のグリップがきいて登りやすかった。

鮮やかな青空が出た。



10:50 祖父岳を臨む休憩所で、プチ休憩。



雪が深いときに来たときは、
この休憩所を過ぎたところで道が分からなくなり引き返しているが、
今日は雪が少なくて、夏道そのままを上がることができた。

二つ目の水場は、水が盛大に流れている。



松瀬峠の手前にある急登には、滑りやすい所にロープがあるが、
雪でロープが見当たらないので、時々両手を付いて慎重に登った。
しかし上に行くと、木に結んだ上端が見えたので、
ロープを引っ張り出して、目に付くように雪の上に寝かせて置いた。

11:15 松瀬峠に到着。



反対側の小井波ルートもバージンスノーのままで、人が上がった様子はない。

まず女峰へ向かった。
女峰への尾根道も、フワフワ雪のおかげでグリップが効いて歩きやすい。

途中で一カ所、倒木をくぐる。



女峰手前のロープ場では、さすがにロープをにぎって登った。



11:30 女峰山頂に到着。
相変わらず、見晴らしはいまいち。



引き返して、次は男峰にとりつく。

峠から男峰までも、トレースは全く残っていない。
何本もあるロープは、雪の上にあったのは最初の一本だけ。



そのあとの急登では、ロープが雪に埋まって見つからないので、
手で雪をはらいながら、木の根っこを握りしめて登る。
そのうちにロープの一部が見つかるので、
雪の中から引きずり出して、見えるように雪の上にのせておいた。

11:55 今日一番の難所、展望台の下にある垂直の岩。
足を置けるところを探しながら、ロープにしがみついて登る。



展望台の分岐。
もちろん展望台はパスした。(笑)



12:10 夫婦山の男峰山頂。
単に夫婦山山頂と言えば、この男峰のことだ。



景色はあんまり良くなかったけど、方位盤の雪をはらって立山方面を確認する。



誰も来ないし、雨がぱらついてきたので、即、下山開始。
登ってくる時にロープを出しておいたので、順調に下りれた。

13:20 東松瀬の登山口に帰着。



朝の雪は、すっかり溶けていました。

今日はロープが雪に隠れていて難儀する場面もあったが、終わってみれば楽しい登山でした。
今夜は雪が降らないようなので、明日はもっと登りやすいかもしれないな。

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