大日岳に登るときに通る称名道路は、落石防止工事のため通行止めになっている。
そこで、工事が終わらないと、大日へは行くことができない。
工事のようすはどうかなと思い、称名道路を見に行った。
称名駐車場に停まっている車は、わずか3台。
うち1台はじじの車です。
称名レストハウスの前まで行くと、道の先に通行止めバリケードが見えてくる。
前回と同じ金網をかぶせたバリケードで、
しかも、とても体が大きなガードマンさんが見張っている。
猫の子一匹も通さない勢いです。
バリケードの向こうには、工事用の車両が数台停まって、作業中だ。
早く工事が終わることを期待するだけです。
帰り道に、いつもの瀬戸蔵山を登りに行った。
称名から大日平までは750m、あわす野から瀬戸蔵山までは720m、
高度差が同じくらいなので、大日平の代わりに登るにはちょうど良いのです。
10:35 あわす野スキー場駐車場を出発。
11:00 龍神の滝を通過。
11:23 テーブル3つの広場を通過。
11:38 頂上まで0.3Kmの標識が倒れていた。
12:00 瀬戸蔵山山頂に到着。
見通しがきいて景色がきれいだ。
鍬先山には、まだ雪が残っている。
これだけすっきりと見えるのは、今年初めて。
山頂は涼しくて気持ちが良い。
しばらくの間、先にきていた男性と山の話をしたあと、下山した。
途中でトレランの練習をする若者3人が上がってきた。
百間滑まで下りてから、少し登り足りない気がしたので、
あわす野スキー場のトレランコースを逆に歩いてみようと思いついた。
トレランコースを15分ほど登り返す。
思い付きは良かったが、足がくたびれていたので、ずいぶんきつい。
ふと見ると、開いていないワラビが残っていた。
リフトの終着駅では、トレランの標識が倒れていた。
昨日あたりの強風で倒れたのだろう。
地面に残っていた穴に、刺しなおしておいた。
リフトの終着駅からの見晴らしは、とても良い。
ここからは「粟巣野コース」を下りた。
ガイド本「富山の山」によれば「粟巣野コース」とは、
あわす野と大品山を結ぶ登山道のことで、鍬崎山を下山するときに
「ゴンドラ最終便に間に合わないときはこのコースを下りる」とある。
(本屋さんに並ぶ最新版にも同様の記述があることを確認済み)
今年はゴンドラが動かないため、このコースを通る人は増えるだろう。
6月5日のレポートに書いたとおり、
このコースには危険な思いをする場所があるため、通行には気を付けたいものだ。
20分ほど歩いて、舗装道路の登山口に出た。
14:20 あわす野スキー場駐車場の車に帰着。
ちょっと遠回りしたが、終わってみればそれほどの疲労感はない。
大日平へ登る足はできているように思った。
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