昨夜の雨がうそのよう、空気は乾いてさわやかな青空。
絶好の山日よりだ。
近ごろ仕事ばかりだった嫁はんは、今日は代休で休みなのでどこか山へ行きたいと言う。
そういえば、中山をはるみんさんがもう周回したそうなので、じじたちも中山へ行った。
07:45 家を出発。
富山市から上市町へ行く道は、常願寺川を渡るところで通勤ラッシュ。
モタモタと運転して、一時間あまりかかって馬場島に到着。
登山口には車が2台だけで、まだ数台分の余裕があったが、ちょっと離れた駐車場に停めた。
駐車場から間近に見える剱岳は、雲の帽子をかぶっていた。
09:05 登山口を出発。
取り付きの急坂でバテるのが心配だったが、じじは体調が良くて息が全く上がらい。
後ろを着いてくる嫁はんも、足が軽そうだ。
その後の長いジグザグの坂も快調に登れた。
昨夜の雨で、登山道はちょうど良く湿っていて、乾いた土で滑ることもなければ、ぬれた木の根で滑ることもない。
09:50 ちょっと座れる広場に到着。
水とお菓子で5分ほど休憩した。
10:00 1100mの標識。
ここから山頂まで高度差で150m。
10:02 尾根に上がったところが「五本杉ノ平」。
杉の大木が出迎えてくれる。
ここから山頂までは、登ったり下ったりを繰り返す。
10:15 中山の山頂に到着。
「看板に白エビせんべいがある」と、嫁はんが笑いながら言う。
ちょうど良いタイミングで雲が晴れた。
山頂からの眺めは格別だ。
10分ほど景色を眺めて、下山開始。
東小糸谷へ下りる道にも、残雪はなし。
天気が良い日が続くと、土がカラカラに乾いて砂になって、滑って尻餅をついたことがあるんだが、今日はちょうどよい湿りぐあいで歩きやすい。
10:45 クズバ山/中山分岐。
沢を渡る橋では、嫁はんが渡り終えるまで、立ち止まって待った。
鮮やかな黄色いシャツの人とすれ違った。
いろいろ考え方はあると思うが、山では目立つ色が良いと思う。
何かあっても見つけやすいし、「あ、その人ならどこそこにいましたよ」と人の記憶にも残る。
11:15 下り坂が終わり、早月川を渡る。
剱岳登山口のあたりは、赤いコーンで通せんぼしてあった。
ナニナニ?。
「6月1日の剱岳山開きが終わるまで、駐車禁止とします」
11:36 駐車場に戻った。
振り返ると、剱岳は雲の向こうに隠れてしまった。
あ~、楽しかった!。
中山に行って良かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます