2018/04/26(木) 尖山、羽毛布団丸洗い

今日は尖山へ登った。
横江の駐車場で支度をしていたら、青色の花が目に入った。



しゃがんでカメラのシャッターを押していたら
「尖山は見えますか？」と声をかけられた。

ふり向けば６０代中頃の男性が立っていた。
富山ではあまり見ない垢抜けした身なりをされている。
「富山情報を見て来られました？」と水を向けてみると、
なんと愛知県の男性でした。

岡崎市を夜中に出発して、
滑川のホタルイカ観光を見に来たのだが、遊覧船は休み。
行き先を変えて称名滝へ行ったら、称名ゲートが閉じていた。
なんと運の悪い人なんだろう。
それで尖山を見にきたそうだ。

「いっしょに登りませんか」とお誘いしたら、
車に戻って靴を履き替えてこられた。

10:20 横江の駐車場を出発。
出発したとたんに、見たことのある女性が下りてきた。
「まいです」
はるみんさんのお友達のまいちゃんでした。

簡易水道へあがる坂道で、じじは少し息が切れたが、
この男性は息があがった様子がない。
前に山登りをされていて、
３０００ｍ級の山をいくつも登っておられるそうだ。

登山口を過ぎて、小川を渡る飛び石までは話が続いたが、
それから先は、お互いに息があがって話が途切れた。
男ってこういうときは、お互いにペースを上げてしまうものだ（笑）。

４００ｍの標識で、先に行ってくださいと言われたので、
じじだけ先に登った。

２００ｍの標識。
あざやかな新緑が目立つ。



11:00 尖山の山頂に到着



山は雲に隠れています。



山頂にある雪でつぶれたベンチが直してあることに気付いた。
ベンチの脚が直角に立っています。



後ろ側のベンチもこのとおり。。
直した方、ご苦労様でした。



しばらくして先ほどの男性も到着。
雲に隠れていた山々は、薬師岳から顔を出し始めた。



男性に「お先に」と声をかけて
11:30 下山開始。
12:05 横江の駐車場に帰着。

家に帰ってからシャワーをあびてから、もうひと仕事。。
久しぶりに羽毛布団の洗濯をしました。

タグには、
「水洗いはダメ！、漂白はダメ！、
　アイロンはがけダメ！、ドライクリーニングもダメ！」
と書いてある。



じじはこういう表示は気にならない。（笑）
工夫すれば何でも自分でできるはずです。

比較的丈夫な毛布用の洗濯ネットに詰め込みました。
これは長さ１メートル、幅４０センチある大きなネットで、
羽毛布団をジグザグに折りたたんで、さらに半分に折って
手でつぶしながら詰め込みました。
（生地を傷めないために、クルクル巻いて詰め込まない）



だいぶん体積は減り、ネットは膨れてパンパンです。
この大きさでは家にある７Ｋｇの洗濯機には入りません。
仮に押し込んでも、水を入れ始めたら浮いてきてしまいます。

それでバスタブに張った水に浸して洗います。
羽毛をぬらしてやると体積が減って、すすぎや脱水は洗濯機でできるようになります。

バスタブに１５センチほどお湯を張って、アクロン（おしゃれ着洗い洗剤）を入れ、
それから羽毛布団を浸しました。
羽毛布団の生地は目が細かくて、水に濡れると空気が抜けなくなるので、
空気をぬくように片側からつぶしながら水に浸して、水を吸ってから洗うのがコツです。

足でやわやわと押さえて洗うと、５分ほどで水が黒くなってきました。



洗い終わったら水から引き上げますが、水を吸って相当に重くなっているので、
力まかせに引っ張ると生地が破れそうです。
そこで、まずバスタブの栓をぬいて水を落としてから、
生地が破れないように、ネットの片側を持って軽くしぼりながら引き上げます。
バスタブのヘリにかけておいたら、１時間ほどで水が抜けて軽くなりました。

軽くなったところで、床をぬらさないようにビニール袋に入れて洗濯機へ移します。
大きさは７Ｋｇの洗濯機の半分以下とずいぶん小さくなりました。



すすぎは、
脱水してから注水して、軽くかき回して水を吸ったら、また脱水する。
生地を傷めないように、洗濯機のモータはほんの短い時間だけ動かしました。
これを３回繰り返したら、最後は脱水した状態になり、ずいぶん軽くなりました。

ネットから取り出して広げます。
ところどころに、羽毛がおにぎりくらいの大きさに固まっています。

乾燥させます。
完全に乾燥させないと、匂い（羽毛の動物臭さ）が残るので注意です。

最初は外で乾して、
日が陰ってからは、部屋で除湿機の風に当てて、
今は布団乾燥機で乾燥させています。
ときどき叩いてやると、固まっていた羽毛がほぐれてふかふかになります。
明日の昼頃には、押し入れにしまえるようになるはずです。

（追伸）
翌朝になりました。
曇って日差しが出ないので、布団乾燥機で乾かしています。
夕方までにはカラカラに乾きそうです。