人生晴れたり曇ったり

「辛酸を嘗めた私の闘病日記」2年半の闘病生活の峠を越え、その後の元気な日常を画像を加えながら不定期ですが書いています。

闘病日記 (3)

2021年10月12日 | 冊子(人生晴れたり曇ったり)

ようこそ

自宅での寝たきりの闘病生活も3日で、19日の日曜日を迎えた。相変わらずに激痛は続いている。起き上がれないので、妻に一口サイズのおにぎりをこしらえてもらい、何とか食を繋いでいる状態だ。

同じ体制で寝ているが、30分も経たない時間で、また激痛が襲ってくるので、右手で右足のパジャマを掴んで、一番痛みの少ない体制を探して、また30分程は我慢が出来る状態を整える。これの繰り返しだ。気の遠くなる時間だ。

恨んでも仕方がないが、本当に運悪く連休の最中にこんな事になるとは、本当に皮肉なものだ。見るのは、テレビと時計と天井だけの生活である。

しかし、こうして我慢出来たのも、ガンの闘病生活の体験があるからだ。「あの時の恐怖に比べれば、このくらいの事は」と前向きにとらえ、我慢を続けた。続けたと言うより「それしか仕方がない」と言った方が正解だ。

何と1時間の長いこと。「あぁ早く21日の診察日が来ないかなぁ」こればかりを考えながら、また、時計と睨めっこ

本当に今後、起き上がる事が出来るのか不安が過る。妻も義母も口には出さないが、疲労もピークを迎えている様子であるので、愚痴は言えない。これ以上は心配は掛けられない。「我慢、我慢、我慢」だ。

結局、今日も改善するする事なく一日が過ぎようとしている。「あと一日の辛抱だ」と言い聞かせ、「21日の診察日は絶対に入院をお願いしようと決めていた。とにかく1時間でも早く入院したい」そんな心境だ。

そして、この状態の三日目の夜も更けて、眠れない夜が明けていく事になる。

本当に長い、長い激痛の続く三日間であった。あと一日の我慢だ。

皆様もお大事に。

では又ね

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