ようこそ
これで「ガン治療で思う事」は終わります。
最後に、膀胱ガン、前立腺ガン、悪性胸膜中皮腫と三か所ものガンを患いながら、今日も元気に仕事も通常通り行い、健常者に負けない位に活動している。
何故に、こんなに回復したのか自分で振り返ってみると ①最初の頻尿で掛かりつけ医の先生が、直感でガンの疑いを持ち、直ぐに専門の総合病院に紹介状をかいてくれた事。
②泌尿器科の先生の判断や医療技術が優れ、的確に手術を成功してもらった事。
③色々な手術方法や、それらのメリット、デメリットの説明を受けたが、自分で一番オーソドックスな手術を選択した事。(今後、自分が痴呆になっても、介護してくれる人が手当てをしやすい為)
④不便さは残るが、転移しやすい周りの臓器も同時に取り除いた事。
⑤早期に肺がんを疑い、生体検査を行い専門の大学病院を紹介していただいた事。
などが田中クリニックと豊岡病院でお世話になった時の思いである。
続いて、兵庫医科大学病院では、①同じく分かり易い言葉で、色々な手術の方法や副作用など説明を受けて、選択肢を広げていただいた事。②名医と言われる経験豊富な大学教授が主治医で担当してくれた事。
③日本一の治療実績を誇る大学病院が、兵庫県内に有った事。
勿論、医療関係者の方々や、多くのお世話になった家族、親戚、友人、知人、隣近所の方々のお陰で有る事は当然である。
これまでは、手術や治療方法などは、お医者様が決めるものだと思っていたが、全く違い色々な選択肢の説明を受けて、最後は自己責任で自分で決める事と言う事を初めて知った。その為には、多少の自分の病気についての予備知識も必要だと思う。それが無いと決めようがない。勿論、手術をしない事も選択肢の一つであるし、温熱療法など色々な治療方法もある。それも自分の選択肢の一つであると思うが、私は、厚生労働省の認可を得た標準治療を選択した。
先進医療の説明も受けたし、その為の保険にも加入していたが、その治療方法は選択しなかった。両方の治療を受けた訳でもないし、同じ状態の自分が二人いる訳ではないので、今後も結果は分からないが、結果的には、これらの選択で、今の自分が有るのだと思って満足している。
どうか皆様も「早期発見、早期治療」を心がけ、的確な選択肢を選択して、ガンと言う大敵に立ち向かおうではありませんか
明日は、兵庫医科大学病院での三か月検診に出かけます。「大丈夫です」の一声を聞く為に
次回に続けます。
では又ね
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