梅雨が明けても天気はいまいちな関西地方
大雨で被災された方々、お見舞い申し上げます。
さて、私のZは75年モデルのZ1Bですが、誰の仕業か初期のZ1のフロントフォークが付いています。
オーバーホール時にインナーチューブはMRS製のリプロ品に交換していますがシリンダーまわりやボトムケースは初期のものが付いています
人によっては初期物だけに値打ちがあるとおっしゃるでしょうが、私のZは初期モデルではないので付いていても何の意味もありません。
そこで今年PMCから発売されたKYB36Z フロントフォークを取り付けてみることに。
ちょうどPMCのサマーセールで15%引きでしたし、発売されたばかりで使える製品なのか未知数という事で私が人柱に 笑
これですね
そして、フロントフォークを外すならついでにステムベアリングの点検、グリスアップもしておこうと思います
まずは作業をするためにセンタースタンドを取り付けエンジン下でジャッキを入れてフロントを浮かせます
ヘッドライト、ウインカー、メーター、ハンドル回りと取り外しました。
この時点でステアリングを動かすと明らかに渋く、ベアリングの引っ掛かりみたいなものも感じられました。
原因はステムナットの締めすぎでした。
そしてトップブリッジを外してステムを抜き取りベアリングレースの点検
うっすらベアリングの跡が見られるので本来交換したいところですが、今回は鉄球を洗浄してグリスの打ち直しだけに。
下が20個で上が19個
組み付けて、馴染みがあるので少しきつめに締め付けます
また少し走ってから再度動きを確認して締め付けですね
PMCのニューフロントフォーク
純正品とほとんど見分けがつきません
フォークオイルは注入済みとの事なので丸一日立てておいてオイルがケース下に下がるのを待ちました。
手で押した感じで既に純正品より動きがスムーズでストロークも十分でした
純正は、おそらくケースの歪みとバネが固かったせいもあって実走で80ミリほどしかストロークしてませんでした、しかしリアの固めのカヤバとの相乗効果?!か体重88キロの私には峠では非常に乗りやすいサスセッティングになっていたのですが・・・。
この辺りもどう変化するのか興味津々です。
下が純正、上がPMC
組み付け完了
見た目全く変化なし 笑
そして完成、各部再点検。
と、言いながら。
赤玉虫のはずのZが青玉虫に見えてるそこの貴方、モニターの故障ではありません。
はい、外装を青玉虫に変更 笑笑
そして近所の住宅街の外周道路を軽く走ってみました
今まで交差点などの切り替えしが違和感満載だったのですが、ステムの締めすぎが解消されたので非常に素直で乗りやすくなりました。
マンホールなどのギャップを越えるをステム回りからカタカタと振動が出ていましたが全くなくなり解消されています。
これは新しいサスペンションのおかげに間違いありません、あとは峠と高速でどのようになったか楽しみです。
あー、そしてふと気が付くとCBRも車検切れてるし~
えらいこっちゃですわ~ ww
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