リアのハブがブラストクリーニングから帰ってきたのでリアホイールの組み立て。
おっぱじめますか。
まず内側のスポークを一つ飛びにハブの穴に通していきます。
A面が終わったらB面。
次にリムをかぶせて順番にニップルでとめていきます。
絶対に無理やり止めるような事にはなりませんので自然にきた穴がそのスポークの穴です。
穴は自分の側に向いてるやつです、反対向いてるやつは反対側の穴。
リム側は一つ入れたら次は4つ先の穴です。
簡単でしょ。
同じようにA面、B面とめます、ゆるゆるでOK。
したらばこんな感じで出来上がるでしょう。
次に外スポークを通していきます。
今度は内スポークと逆向きになります。
おなじように自分のほうに向いてる穴です。
両面完了したら締めシロを同じ長さに任意で決めて(手で回せる範囲で)すべてのニップルをとめてやります。
まだゆるゆるですね。
この状態で締めシロがすべて同じと言うことはなく、どんどん締まるニップルもあります。
そんなニップルは締めていいと思います。
ある程度同じ締め具合でレンチで軽く締めていきます、順番にではなく私は内スポークから2つ飛ばしで左右交互に締めています。
終わったら外スポーク左右交互に。
次に振れ取り台に乗せてゲージをあてて、縦ふりから取っていきます。
狭いほうの逆を緩めて広いほうを締める。
4個を1グループと考えて私は調整しています。
真ん中2つを4分の1締めたら両脇の2つは8分の1締めるみたいなかんじですかね。
縦ふりがとれたら横も酷くても2~3ミリくらいまでは取れていると思いますが、さらにゲージで追い込んでいきます。
出てる側を緩めてへこんでる側を占める。
0.5以内に入ればOKでしょう。
リムの接合部分はどうしても振るのであまり気にしないです。
メーカー値は2~3ミリまで許容だったので (2ミリ振っていると目視でも十分わかるほど振ってます)
少々は大丈夫ですが組んでからもなじんだりして撓みが発生するのを見越してできるだけきっちり作業したほうが良いでしょうね。
最後に均等に締まるように同じ加減で3個飛ばしの左右締めで締めていきます。
前回も書きましたが専用トルクレンチなんぞ持ち合わせてませんのでバネ秤で4キロテンション(0.3kg)で揃えて生きます。
振れとりも大切ですがすべてのスポークの締め付けトルクが均等であることも大切みたいです。
もう一度ゲージで縦、横の振れ確認。
振れてるようならまたやり直しですわ。
ちゃんと増し締めできてたらほとんど狂いませんけどね。
スポークレンチですが、しっかり締められない物が多く、後半ほとんどニップルの頭をなめてしまいます。
わたしも色々ためしましたが、今のところこれがベストです。
スト〇ートやK〇Cのスポークレンチも使いましたがぜんぜんだめでした。
いまから購入される方はこれがお勧めですよ~
こんな感じで完成。
スポーク一本余ってるんですけど・・・(笑)
メーカーさんサービスか?(笑)
入れ忘れたのかとあせりますやん(笑)
ついでにタイヤも装着。
いつも助かるこの道具。
スプロケットのベアリングも交換。
ダンパーも痩せてスプロケがグラグラだったので交換です。
こんなに痩せてました。
気持ちよく収まっております。
ブレーキ調整して完成。
今日はここまで。
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