スタジオSZ8のブログ

スタジオSZ8(鈴八)のぬるめの日常

道の駅 富士(下り)

2008-01-17 | 趣味のSA・PAめぐり
 久しぶりに、このカテゴリーへの投稿です。
 といっても、特別編、とばかりの道の駅ですが
 今日は道の駅 富士下りです。
 普通、道の駅だと、上りも下りも関係なく、一つの施設を使うものだと思うのですが、ここは、上下線でまったく別の施設になります。
 それも当然といえば当然で、ここは国道一号線ぞいにあるのですが、さすがと言うべきか、その国道一号線が、まるで高速道路のような造りになっているのです。
 一つの施設を使うとなると、どこかで立体交差をしないとならなくなり、ぶっちゃけ、金とスペースがいります。
 そんなこんなで、上下別の施設となるわけです。(これは想像ですけどね)
 ここと同じように、上下で別の施設になるのは「宇津ノ谷峠」などがあります。
 他にもあるかも知れませんが、ちょっと調べられませんでした。

 さて、この上の写真ですが、建物の周りにタイル地の歩道のような部分があり、アスファルトが一段下になって駐車場へと続いていくのですが、よく見ると、白く光る(フラッシュに反射したようです)杭で仕切られた部分がありますよね。
 これ、写真の奥から背面まで、ずーっと続いているんです。
 写真には写っていませんが、この下に自転車のマークがあるんです。
 最初
「自転車置き場かな?」
 とも思いましたが、どうも様子が違う。
 そのうち、自転車に乗った一人の男性が、この部分を走っていくんです。
「これって自転車道か!?」
 と思い至ったわけです。

 いくら高速道路のような造りになっているとは言え、そこは一般道。側道には歩道や自転車道があるわけです。
 ところが、こう言った道の駅のようなものが出来ると、自転車道の扱いに困る。
 道の駅の出入り口で横断車道(?)を作ると、流入、流出の車と進路が交差してしまいます。
 これは少々よろしくない。
 接触事故の元になりますからね。
 ゆえに、道の駅の敷地内に自転車道を通したんですが、こういう形にするなら、いっその事、道の駅の敷地の外側に、自転車道を通した方がいいのではないのだろうか?
 というのも、この国道の位置からすると、「買い物ついでに」来るような感じではなく、ロードレーサー的な自転車になりますから、結構、スピードが出る自転車で通る人が多いと思うのです。実際、見かけた男性も、そんな風。
 となると、人と自転車の接触事故が起こりかねないと思うのですよね。
 このすぐ脇まで駐車スペースになっているので、車が停まってると、意外と見通しが悪い。事に、子供などは危険ではないのかな?

 もう一つ、この道の駅の出口は、加速して本線に合流するタイプではなく、一旦停止して、車の流れが切れるのを待つタイプなのですが、これが中途半端に斜めに進行方向に傾いているのです。
 斜め後方を見なくてはならず、非常に見にくい。これも危険。
 逆に考えて、直角に近くして、見通しを良くした方が安全だと思うのですがねえ。
 
 この道の駅に来て考えさせられたのは、道の駅というネームバリュー(?)の大きさですね。
 結局、この道の駅の施設って、ごく標準的(没個性的?)なパーキングエリアの内容なんです。それが、結構な駐車台数だったんです。
 道の駅というくくりがなかったら、こんなに車が入るかな? と思ったのです。

 この近辺には、ドライブイン(なんか懐かしい響き)もあるんですが、すっかり廃れちゃってます。
 確かに道の駅は便利なものですが、じゃあ、その基準ってなんなんだろう?
 そう考えさせられた道の駅でした。