かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

桜の写真展

2007年03月31日 | Weblog
「桜さくら写真展」このほど桜前線に先がけて「一足お先に桜が咲きました」と題し、金沢で「友禅CLUBギャラリー」を経営する野木美智子方で15名が参加して、第1回は「桜」をテーマに力作を一同に展示し、多数の方々が訪れて賞賛を得ていた。今後も、題目を決めて季節を先取りした写真展を開催したいと云うことでした。「お問い合わせ」友禅CLUBギャラリー場所 金沢市入江1丁目43-2電話 076-292-0845 . . . 本文を読む
コメント

観音を訪ねて「17」

2007年03月30日 | Weblog
「能登国三十三観音」巡礼第四番札所「鹿渡島観音堂かどしまかんのんどう」を訪ねた。七尾市鵜浦町地内、鹿渡島は七尾市の最東北端の海に突き出た周囲約650mの島で、島の中央に観音堂がある。ここからの眺望は絶品で、好天の日には、近くに能登島の海岸線が手に取るように見え、その向こうに奥能登の山や海岸線が珠洲市まで連なっている風景が見られます。東南方向に目を移すと、雄大な立山連峰を遠望することが出来ます。振り . . . 本文を読む
コメント

観音を訪ねて「16」

2007年03月29日 | Weblog
「能登国三十三観音」巡礼第五番札所「大田海門寺おおたかいもんじ」を訪ねた。七尾市大田町地内にあって、歴史も古く天正10年(1582)には由緒寺院であることが認められ、前田利家から30俵の寄進を受けたと言う格調高い寺院でもある。御詠歌「荒磯の波に砕ける月影は、心の海の玉と見るかな」「荒磯の波に砕くる月影に、心の海に大田海門寺」「荒磯の波に浮かべる月影も、心の底に玉と見るかな」「御仏の縁におふたと聞く . . . 本文を読む
コメント

能登半島地震

2007年03月28日 | Weblog
「能登半島地震」から4日目、最も被災の大きい輪島市(旧門前町)、輪島市街、穴水町、七尾市(旧中島町)、志賀町を走った。幹線道路から見たり眺望できる限り、道路では橋の取付部分で段差が出来、地下埋設物のマンホール周囲の陥没や、路面が下がって応急補修が完了していた。また、路面の亀裂や路側の盛り上がりがあったりして、旧門前町の幹線で顕著に見受けられた。家屋では、棟瓦が落下している家屋は広範囲で、瓦葺きから . . . 本文を読む
コメント

近江町市場

2007年03月27日 | Weblog
「近江町市場」は、金沢市民の台所として長い歴史の中で活きづいてきたが、建物の老朽化が進んで、このほど隣接して新築する工事に伴い、障害部分の取り壊し店舗が仮設店舗で営業を始めていた。近江町市場には、近海物や遠洋物の新鮮な魚介類が豊富に入荷しており、売り手の大きなかけ声に、市民や観光客が品定めする等賑わっていた。 . . . 本文を読む
コメント

観音を訪ねて「15」

2007年03月26日 | Weblog
「能登国三十三観音」巡礼第六番札所「万行清水観音堂まんぎょうきよみずかんのんどう」を訪ねた。七尾市矢田町地内、江曽観音堂より北に4km程で、右側に清水観音標石が建っていた。右折して集落を越えたところに観音堂があった。御詠歌「面白や矢田の滝こそ清水の、音羽の滝とむすぶなりけり」「松風や矢田の滝こそ清水の結ぶ心は涼しかるらん」「音絶えぬ矢田の流れの水上を結べば涼しい清水の滝」 . . . 本文を読む
コメント

観音を訪ねて「14」

2007年03月25日 | Weblog
「能登国三十三観音」巡礼第八番札所「江曽観音堂えそかんのんどう」を訪ねた。七尾市江曽町地内、国道159号線より山手の幹線道路沿いで、「妙楽寺」の境内の一角にあった。御詠歌「浄土としてよそ(江曽)にはあらじ(よそにあらじの我が心)、如意輪堂に参るみなれば」「一筋に参る心は練が谷内、後の世かけて頼母しきかな」「一筋に参る心は練が谷内、悟りの前に練り合うて知れ」 . . . 本文を読む
コメント

観音を訪ねて「13」

2007年03月24日 | Weblog
「能登国三十三観音」巡礼第七番札所「小島妙観院こじまみょうかんいん」を訪ねた。七尾市小島町地内、国道249号線を七尾市街から和倉方面に向かう出口に位置する。妙観院山門をくぐると正面に本堂、右手山へ石段を登ると高台に観音堂があった。 高台からは、南北に眺望が広がる。御詠歌「草も木もしげる小島は補陀落の、室の御山と拝む成りけり」「月ともに波の小島へ寄る船は、かずの宝を積む心地して」 . . . 本文を読む
コメント

観音を訪ねて「12」

2007年03月23日 | Weblog
「能登国三十三観音」巡礼第二十二番札所「牛ガ鼻観音堂うしがはなかんのんどう」を訪ねた。七尾市白浜町(旧田鶴浜町)地内、国道249号線から「のと鉄道」踏切を渡り、海岸に向かって300m程で小高い森の下に着いた。32段の石段を登ると台地に観音堂が建っていた。御詠歌「牛ガ鼻牛の車の無かりせば、いかで至らん蓮の台うてなに」「今朝見れば沖の小舟の乱れ竿、ささねど波に寄る牛ガ鼻」「法の風吹くや小舟のみなれ竿、 . . . 本文を読む
コメント

観音を訪ねて「11」

2007年03月22日 | Weblog
「能登国三十三観音」巡礼第二十一番札所「高田橋爪観音堂たかだはしづめかんのんどう」を訪ねた。七尾市高田町(旧田鶴浜町)地内、県道より直ぐ集落の入口に、良く整備された観音堂があった。堂前に「十一面観世音菩薩 能登国第二十一番高田橋爪観音」の石碑が建つ。御詠歌「夢の世と知らで渡る橋の霜消えなん、後は誰か頼まん」「末かけて身をば仏に うち任せ ただ一筋に渡る橋爪」「罪科も高田もらさぬ仏とぞ ただ一筋に渡 . . . 本文を読む
コメント