気まぐれネコめくり

家族は3にゃん(娘)、主人、私。

なんちゃって町内陸上

2007年08月30日 16時50分14秒 | ダンナ「とーちゃん」(お掃爺)の話
世界陸上だのオリンピックだのマラソンだの、うんにゃら大会がテレビでやっていると、とーちゃんは「ちょっと、ジョギングしよう。ウォーキングでもいい。散歩でもいいからさぁ」と、必ず言い出す。どうせ町内をぐるりと回るだけのなんちゃって町内陸上。数日前の夜に、ほぼ無理矢理に一緒に連れて行かれた。私が一緒だと確実に散歩になる。24秒マラソンだってできやしない。ウォーキングで早歩きしただけで、翌日には足がつる。往復3キロだが、近所の川沿いを歩く。なんだか人が多い。どこかでお祭りか?と思ったが、皆汗だくになっている。そんなに走らなくても充分に痩せているじゃないかと思える人ばかりだ。追い抜かれるたびに、そのスタイルを見て、私へのイヤミかい?と思えてくる。中には、一家揃って走っている家族までいた。とーちゃんと同じになんちゃって町内陸上の人たちばかりだった。
翌日も、とーちゃんはなんちゃって町内陸上に行くつもりだったようだ。が、遠くで雷の音がしたから「私はムリ。行かない。絶対にヤダ」と即答。「じゃあ、一人で行ってくる」ととーちゃん。「雨降ってきても雷なっているから、迎えにはいかないよ。帰りにコンビニ寄ってきてくれない」と買い物を頼む。さっそうと家を出たとーちゃんは、10分ぐらいで帰ってきたのでビックリした。「え~、もう帰ってきたの?猛ダッシュでもしたの?」と聞いたら、「空がすごくピカピカ光って雷が近くなってきたからコンビニ行っただけぇ」と、とーちゃんが返事してるうちに落雷と豪雨。結局、とーちゃんのなんちゃって町内陸上は一日で開会と閉幕となった。