表題作は娘を守るために、狐火を毎晩灯して、狐の嫁入りの噂を流す材木商。それを突き止めた御宿かわせみの面々だったが、材木商の娘を守るための偽装と判り、人肌を脱ぐことに・・・。狐の嫁入り伝説は全国各地にあるが、徳島では嫁入りではなく葬式と云われている。不吉な前兆なのです。