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No Problem!

焼山寺

四国八十八ヶ所の2順目。今日は6番から廻り始めた。で、ここは12番の焼山寺。ここでは衛門三郎(えもんさぶろう)の物語が有名だ。四国を巡礼中の大師が、愛媛県松山市の郊外の大きな屋敷に托鉢に訪れた。そこの主人の衛門三郎は強欲で、何度も訪れる乞食僧(大師)を追い払い、最後には大師が持っていた鉄鉢を8つに割ってしまう。その後、どういう訳か三郎の子供8人が次々と亡くなった。そこで、三郎は托鉢に訪れた人が弘法大師だったと気づき、今までの自分の行いを悔い大師を求めて遍路の旅にでたが、簡単には会えなかった。20数回目に順番にまわるのをやめ、逆にまわりはじめたが、心身とも疲れ果て12番の焼山寺で倒れてしまった。意識が遠のいていくときに、大師が現れ罪を許してもらった。最後の望みとして、「今度、生まれ変わるときは、領主になりたい」と願った。そこで、大師から衛門三郎と書いた小石を授けられ、それを握ったまま死んでしまう。その後、伊予の領主に男の子が産まれ手から衛門三郎と書いた小石が出てきた。この物語から逆打ちの習慣が出来たと云われています。

コメント一覧

まな
2回も回られたとは凄い。映像で残すとリアルで良いでしょうね。
久保田信宏
愛媛県より
nk1164@chive.ne.jp
お遍路ごくろうさま。歩き遍路ですか?小生2回。回りましたが道がわからなくて苦労しました、これも修業のうちといわれますが。焼山寺のようなお寺ほかにも在りますよ衛門三郎さんのような話他にも沢山ありますよ。小生今88箇所の道を映像でDVDに製作中です、



まな
http://blog.goo.ne.jp/tada-manabe/
衛門三郎が握って生まれた石を祀っているお寺が愛媛にあります。そこも札所で石手寺と云います。昨日、美味しい梅を買って帰ったので、今日は湯割りで一杯です。
taki
http://taki.ram.ne.jp/mt_main/log/
なかなか興味深いです。そのような話がいくつも残されていて、行く先々で聞くことができるのでしょう。世の中が乱れている中で、ありがたい話です。また一杯やりたくなっちゃった。
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