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前日未明、日本代表のW杯1次ラウンド突破に日本が沸き立った。僕も3:20位に起床してこの快挙をテレビを通して見届けることが出来た。とはいえスタジアムでの生観戦には飢えている。というわけで藤枝市民グラウンドで行われた東海リーグ1部藤枝市役所VS FC鈴鹿ランポーレの1戦を観戦してきた。
9:00前に嫁と共に自宅を出発。東名高速の焼津インターで降りて例によって焼津さかなセンターに立ち寄る。大きなアジの開きや桜えびを購入したのだが売り場の通路を歩いていると店のおばさんから袖を引っ張られて「お兄さんこのマグロ買っていかない?」と声をかけられる。とりあえず今日はいい。すごい商魂だがJリーグならファウルだ。カードだって出かねない。ひととおり買い物を済ませて前回とは別のお店で鉄火丼をいただく。今回もとてもおいしい。
それから会場の藤枝市民グラウンドへ向かうと到着したのはキックオフ30分くらい前だった。2006年、FC岐阜が東海リーグの優勝を決めた中央防犯戦以来だ。とても懐かしいが昨日のことのようにも思える。小雨がぱらついていたのでメインスタンドへ行くことにするとFC鈴鹿サポーターもメインスタンドに陣取っていたのでvictory crossのナカニシさんに挨拶し彼等の後ろに座って観戦することにした。華やかなアンセムもブブゼラの音もないけれど間違いなくここはライブな空間だ。素晴らしい。
試合は何か不思議な感じで進んでいく。藤枝市役所はまずは守りから入るという意思統一がなされている。鈴鹿は豊富な運動量で崩しにかかるがなかなか上手くいかない。両チームの選手の体格はほとんど同じだがハイボールの競り合いで必ず藤枝市役所の選手が先にボールに触る。このことが鈴鹿のリズムを悪くしている。結果的に押し込んではいくもののいい形を作れないまさに「持たされている」状況になる。
ところが前半30分ごろ左サイドへ抜け出た鈴鹿の選手から鋭いクロス。それをペナルティエリア中央の選手が頭で落としたところへ走りこんだ鈴鹿のストライカー9番中村の豪快なシュートが突き刺さり鈴鹿が先制。素晴らしい攻撃だった。これでプランがくるったか藤枝市役所は少しバタバタするようになるが何とか前半を終える。
後半冒頭から藤枝は選手交代をしてそれまでの4バックから3バックへ変更し前がかりになる。4-5-1の鈴鹿にとっては好都合か開始直後にいきなりビッグチャンスを迎えるがこれをモノに出来ない。すると5分過ぎに右コーナー付近からのFKを藤枝市役所の選手が頭で押し込み同点に。鈴鹿守備陣のマークが少し甘かった。これ以降FK時に鈴鹿の選手がマークにつききれていないという場面が何度か見られる。
その直後、藤枝市役所はシステムを4-4-2に戻す。これでまたしばらく鈴鹿にボールを持たせてカウンターのチャンスをうかがう戦術にシフトするのかと思いきや、鈴鹿のパス回しが少しずつ速くなってきたこともありカウンターどころではなくなってしまう。鈴鹿の右サイドバックの繰り返しの駆け上がりも効果的だったようだ。・・・どうもバテてきたようである。気温はそれほど高くないもののまとわりつくような湿気が選手のスタミナを奪ってしまったようだ。鈴鹿の選手もかなり消耗している。試合の流れ上給水の機会が多くはなかったのも堪えている。後半20分過ぎくらいからは鈴鹿も中村を中心にした1トップ2シャドーで本当によく攻め込んだが結局最後まで勝ち越しのゴールを奪うことは出来なかった。
結局試合はこのまま1-1でドロー。藤枝市役所が全体的にはゲームをコントロールしながらも大事なところで鈴鹿の素晴らしい攻撃を食らって「勝利する」方向へ持っていけなかったという印象だ。鈴鹿は同点にされたあとの切り替えがもう少し早く出来ていれば・・・とはいえ観ていて息を呑んだりつい大声が出たりしてなかなか楽しい試合だった。
今回はリーグ3位と5位の対戦でこれだけの試合を観ることが出来た。これが東海リーグのスタンダードだとしたら今後も東海リーグは相当白熱した試合の連続になるだろう。これからも出来るだけ都合をつけて観戦に行きたいと思っている。
前日未明、日本代表のW杯1次ラウンド突破に日本が沸き立った。僕も3:20位に起床してこの快挙をテレビを通して見届けることが出来た。とはいえスタジアムでの生観戦には飢えている。というわけで藤枝市民グラウンドで行われた東海リーグ1部藤枝市役所VS FC鈴鹿ランポーレの1戦を観戦してきた。
9:00前に嫁と共に自宅を出発。東名高速の焼津インターで降りて例によって焼津さかなセンターに立ち寄る。大きなアジの開きや桜えびを購入したのだが売り場の通路を歩いていると店のおばさんから袖を引っ張られて「お兄さんこのマグロ買っていかない?」と声をかけられる。とりあえず今日はいい。すごい商魂だがJリーグならファウルだ。カードだって出かねない。ひととおり買い物を済ませて前回とは別のお店で鉄火丼をいただく。今回もとてもおいしい。
それから会場の藤枝市民グラウンドへ向かうと到着したのはキックオフ30分くらい前だった。2006年、FC岐阜が東海リーグの優勝を決めた中央防犯戦以来だ。とても懐かしいが昨日のことのようにも思える。小雨がぱらついていたのでメインスタンドへ行くことにするとFC鈴鹿サポーターもメインスタンドに陣取っていたのでvictory crossのナカニシさんに挨拶し彼等の後ろに座って観戦することにした。華やかなアンセムもブブゼラの音もないけれど間違いなくここはライブな空間だ。素晴らしい。
試合は何か不思議な感じで進んでいく。藤枝市役所はまずは守りから入るという意思統一がなされている。鈴鹿は豊富な運動量で崩しにかかるがなかなか上手くいかない。両チームの選手の体格はほとんど同じだがハイボールの競り合いで必ず藤枝市役所の選手が先にボールに触る。このことが鈴鹿のリズムを悪くしている。結果的に押し込んではいくもののいい形を作れないまさに「持たされている」状況になる。
ところが前半30分ごろ左サイドへ抜け出た鈴鹿の選手から鋭いクロス。それをペナルティエリア中央の選手が頭で落としたところへ走りこんだ鈴鹿のストライカー9番中村の豪快なシュートが突き刺さり鈴鹿が先制。素晴らしい攻撃だった。これでプランがくるったか藤枝市役所は少しバタバタするようになるが何とか前半を終える。
後半冒頭から藤枝は選手交代をしてそれまでの4バックから3バックへ変更し前がかりになる。4-5-1の鈴鹿にとっては好都合か開始直後にいきなりビッグチャンスを迎えるがこれをモノに出来ない。すると5分過ぎに右コーナー付近からのFKを藤枝市役所の選手が頭で押し込み同点に。鈴鹿守備陣のマークが少し甘かった。これ以降FK時に鈴鹿の選手がマークにつききれていないという場面が何度か見られる。
その直後、藤枝市役所はシステムを4-4-2に戻す。これでまたしばらく鈴鹿にボールを持たせてカウンターのチャンスをうかがう戦術にシフトするのかと思いきや、鈴鹿のパス回しが少しずつ速くなってきたこともありカウンターどころではなくなってしまう。鈴鹿の右サイドバックの繰り返しの駆け上がりも効果的だったようだ。・・・どうもバテてきたようである。気温はそれほど高くないもののまとわりつくような湿気が選手のスタミナを奪ってしまったようだ。鈴鹿の選手もかなり消耗している。試合の流れ上給水の機会が多くはなかったのも堪えている。後半20分過ぎくらいからは鈴鹿も中村を中心にした1トップ2シャドーで本当によく攻め込んだが結局最後まで勝ち越しのゴールを奪うことは出来なかった。
結局試合はこのまま1-1でドロー。藤枝市役所が全体的にはゲームをコントロールしながらも大事なところで鈴鹿の素晴らしい攻撃を食らって「勝利する」方向へ持っていけなかったという印象だ。鈴鹿は同点にされたあとの切り替えがもう少し早く出来ていれば・・・とはいえ観ていて息を呑んだりつい大声が出たりしてなかなか楽しい試合だった。
今回はリーグ3位と5位の対戦でこれだけの試合を観ることが出来た。これが東海リーグのスタンダードだとしたら今後も東海リーグは相当白熱した試合の連続になるだろう。これからも出来るだけ都合をつけて観戦に行きたいと思っている。