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今年も地域決勝を観にいくことにした。嫁の休みもうまい具合に重なったため二人で出かけることにした。今年は1次ラウンドグループAの会場のテクノポート福井が目的地だ。自宅から170kmくらいの距離で日帰りで動くには手頃な距離だ。
ETCの深夜割引の恩恵にあずかるべく3時過ぎに自宅を出て4時前に名神高速に乗り米原ジャンクションで北陸道に乗り換え北を目指す。途中の南条SAで車内をフルフラットにして仮眠をとる。目が覚めると7時を過ぎていてそのままそこで朝食をとり再び目的地を目指す。10:45の第一試合開始よりもかなり早く目的地近くまで来てしまったため会場に近いところにある東尋坊に行ってみることにした。
3年前鳥取へ行ったときも「会場に近いから」という理由で鳥取砂丘に行ってみた。同じような図式だ。2時間ドラマのクライマックスシーンでおなじみの場所で真犯人はたいていここに現れる。
しばらく散策して会場のテクノポート福井スタジアムに到着。Jリーグの試合も開催されたことがある素晴らしい会場だ。大会初日のこの日は北信越1位のJSCと関東1位のY.S.C.Cが第一試合、関西2位のバンディオンセ加古川と東海1位の藤枝MYFCが対戦する。今年も第一試合のJSCとY.S.C.Cの試合の冒頭を撮影してYoutubeにアップした。
JSCにはFC岐阜からレンタル移籍しているフラビオ・ペレイラがいるしセカンドにいた松井直もいる。それに監督はセカンドの監督を務めたこともある辛島さんだ。一方のY.S.C.Cは地域決勝の常連でここ何年か悲願のJFL昇格にあと一歩というところで涙をのんでいる。どちらにも肩入れしたいところだが・・・
試合は攻めるY.S.C.Cにしっかり守ってカウンター狙いのJSCという構図。JSCのカウンターはとても洗練されていてカウンター攻撃に備えて少しずつ陣形全体がコンパクトさを保ちつつスルッスルッとあがっていく。カウンター攻撃によくありがちな「ボールを奪った、それ行けー!」という感じがまったくない。なんどもY.S.C.C守備陣を慌てさせる。
しかし25分ごろY.S.C.Cが先制。少しずつ守備がほころびを見せはじめる。結局前半を3-0で折り返したY.S.C.Cが後半も2点を加えてJSCの反撃を2点に押さえて5-2で勝利した。皮肉なことに後半のJSCのカウンターは選手交代の影響もあって「ボールを奪った、それ行けー!」といった感じのありがちなものになってしまった。
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