「第39回香川県商工会議所女性会連合会会員のつどい」(2024.9.26㊍)の地元講師として、太鼓台文化の概要を説明させていただきました。会員のつどいは、県下持ち回りで開催されているとのことでした。また当日の参加者は90名程度とお聞きしました。
観音寺市と関り深い伝統文化ということで、太鼓台文化を取り上げてさせていただきました。特に、各地の伝統文化を維持運営していく上でネックとなっている諸課題(人口減少・高齢化社会の到来・伝統を受け継ぐ若者層や子供の減少・女性活躍の場提供等)の解消等について、私たちには「何ができるのか」を、お話しさせていただきました。(この種の問題は太鼓台だけに限らず、各地の伝統文化にも当てはまっており、普遍性の高い〝喫緊の重要課題〟であると言えます)ただ私の持ち時間の制約があり、レジメの内容を細かく十分にお伝えすることができなかった点は、若干残念ではありました。
レジメの紹介
画像の紹介
今回の話の流れとしては、 ①太鼓台の分布の現状 ②太鼓台発生と発展の様子を追体験 ③最もポピュラーな蒲団型太鼓台がどのようにして発展したか ④昔の太鼓台規模が小さかったこと ⑤今後の厳しい時代の対処方法 等について、お話しさせていただきました。
最後に、2,300万人を意識した〝文化圏の旗頭(リーダー)から、文化圏のリピーター都市へ〟について私見を述べました。行政と地域が一丸となって、何度も訪れていただける文化圏のリピーター都市を標榜できるのは、太鼓台文化と深く関わるふるさとにとっては、「ありがたいことで、ふるさとの特権である」と、強く自説を述べさせていただきました。
(終)
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