太鼓台文化・研究ノート ~太鼓台文化圏に生きる~

<探求テーマ>①伝統文化・太鼓台の謎を解明すること。②人口減少&超高齢者社会下での太鼓台文化の活用について考えること。

太鼓台の掛声について‥初めに

2020年03月31日 | 掛声

これから日数と時間をかけて、各地太鼓台の掛声について縷々述べることとしたい。昭和50年代から取材で訪れた各地の太鼓台運行時の掛声をカセットに録音している。それらを整理・データ化し、今一度聴きなおし、掛声における遠隔の地方同士の関連性を探ろうと試みるつもりである。現今の太鼓台運行の様子ならば、無数に発信されたそれぞれの〝太鼓台運行・ユーチューブ〟で見ることができる。注意して聞き取れば、その折の舁夫や乗子が発する掛声を知ることも可能ではないかと思う。しかし、情報が氾濫する今日的時間軸とは異なり、まだまだ古い名残が色濃かった昭和50年~60年頃の運行の様子を、情報量の少なかった過去の時間軸で体験することも私たちには必要ではないかと考えている。近年の各地で似通った掛声が氾濫している状況とは異なり、恐らく太鼓台それぞれの〝各地独自性が録音されている〟のではないかと期待している。また、ブログ・アップするのに時間のかかることもご容赦いただきたい。

その作業に取組む最初として、それぞれの太鼓台の掛声に密接に関わっている「太鼓台呼称の地域性」を一覧表にしてみた。申すまでもなく、表に(メモ)と表示したように、ここに示した地域や呼称については、太鼓台の全てでは全くない。あくまでも概要であり、目安でしかない。

(終)


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