今日、駅前まで買い物に行ったら、
『
UNHCR』という難民援助をしているNPO法人に声をかけられ
いろいろ話を聞いてみたのですが・・・
栄養不足の子供の治療食というものを紹介されて、
これが結構衝撃的でした。
ピーナッツバターに脱脂粉乳を混ぜた様なものが
レトルトパウチに入っている感じで、一袋55円なのだそうです。
・・・・
あれ?私よりよっぽど良いもの食べてない?
まあ、ピーナッツバターが55円だったら安いとは思いますけど
そもそも、ピーナッツなんて嗜好品代表みたいな食品ですし、
カロリーベースで考えたら小麦粉の方がよっぽど、
コストパフォーマンスが高い気がするのですけどね?
それで、
「ピーナッツよりも、安い小麦粉と、捨てられてしまっている米糠を、
混ぜて水で溶いて、食べられる雑草等を練りこんだものを、
焼いてお好み焼きにしたり、茹でてすいとんにする方が
栄養価も高い上に30円くらいで済む食事を提供出来るのではないですか?」
と、聞いてみたところ、
「まあ、それだと脂質が足りないんじゃないですかね?」
と、言われてしまいました。
どうやら、私の食事は脂質不足みたいです。。。
昔は「100円でアフリカの子どもたちが1週間食べられる」といった話を耳にしましたが、
今は1日分すらままならないのですね。。。
もう日本円が強かった時代では無くなってしまったのだと
なんだかしみじみと思い知らされました。
まあ、とはいえ、
難民の人たちが支援を必要とする状況を生み出しているのは、
戦争や紛争が原因な訳ですから、その根源を絶たない限り
悲劇の連鎖はいつまでも続いてしまいますよね。
砂漠にテント村を作って過ごしている写真なんかも見せて貰いましたが
こんな過酷な環境で、いつ来るかも知れない終戦をただ待つだけの日々を
送らなくてはいけないのかと思うと、これこそ人類のとっての損失でしかないですよね。
同じ地球に生きる人々が安心して暮らせる未来を、共に考えていきたいものです。
ちなみに、「自家製雑草と米糠のお好み焼き」です。
庭で採れたラディッシュの酢漬けが紅ショウガっぽく見えて美味しそうですよね。
材料がほぼ無料で手に入るので、30円以下で食べる事が出来ます。
経済的ですね。(^v^)