今日は予想通り忙しい一日でした。
朝から友達のお母さんと新藤兼人監督の一枚のハガキが人権センターという所でやっているので観に行きました。
新藤兼人という人は、今年100歳で亡くなられた方で、去年まで映画を作っていた人です、
一枚のハガキは遺作にあたる作品です。
この方の作品は戦争に関わる事が多く、自分自身も戦争に行きクジで運良く生きて帰り何かしなければいけないと反戦争映画を作り始めたそうです。
一枚のハガキの主人公は100人の中から戦場に行くものと残るものをクジで決め運良く戦争を生き抜いたが家に帰ると戦死したものと勘違いした妻が自分の親父と駆け落ちしていた、
もう一人の主人公は戦争で夫を亡くし、家族も亡くした未亡人、
この作品には戦場は一切出て来ません、しかし戦争に行かずとも戦争とはいかに悲惨かを十分に表現していました。
僕は話の展開より、社会勉強として見ているフシが強く、周りの人達が笑う所でもまったく笑わず見てました。
観客は大多数が高齢のおそらく戦争を体験した世代で、20代は僕と友達だけ。
結構戦争を皮肉った演出がいくつか出てきて、未亡人になった主人公は夫を亡くしその後夫の弟と結婚するも弟も亡くす、
その構図、カメラワークや台詞がまったく一緒で弟と結婚した時の喜びようからの落差での笑いを誘う演出でした。
僕からすれば笑えることなのかと思いますが、案外戦争を体験した人達のほうが共感して笑えるのかもしれません。
戦争映画を見て、笑える戦争体験世代が居ることは何となく良い事だと思いました。
前半が不幸で陰鬱として雰囲気を呈した今作ですが、後半はそれを覆す程の喜劇になりました、
どんな不幸な世の中でも、本人たちの意思で変えられるというテーマが全面に出ていた演出でした。
1時間50分ほどあった映画を見終わり、その後昼ごはんを食べに行くも、団体客が入っていて順番待ちをした後、ご飯を食べて解散となりました。
時間は14時半、17時から友達と麻雀をする予定があるので、少し絵本を進めますが、ものすごく暑い。
僕の部屋はエアコンが無いので自然風と扇風機で誤魔化すしかないのですが、扇風機は常時熱風です。
最近また汗もが出来てきたのでもうそろそろ皮膚科に行かないといけない。
暑さで集中できないなか時間まで絵を描いて、17時前に友達の家に行ってメンバーが集まって麻雀をし始めました。
今回は五人居るので一回目の半荘は僕が観戦してました。
観戦は蚊帳の外から全体の配牌を見れるので中々楽しいです。
一度目の半荘が終わり、夜ご飯を食べに行って一人は帰宅、
残り四人はまた家に戻り麻雀をし始めました。
それから半荘を二回して、3位、1位でした、最近4位の屈辱を受けた覚えがないぜ。
もう眠いということで解散して各々帰宅。
明日のゴミ出しを深夜の内にして、いつもより星が見えていたので天の川と思っていたら流れ星を見て寝ました。