大府市議会12月定例会、12月2日、衆院選公示の日に開会しました。
議決を求めるために提案された議案は、初日は説明と、議員からの質疑のみで、詳しくは委員会で審査してね(これを委員会に付託するといいます)とし、賛成反対で決定を下すのは委員会の結論が出てからの定例会最終日なのですが、
衆議院議員選挙に係る費用は、議会を開いて「税金使っていいですよ」と可決するまで支出を待つことができない止むを得ないものです。そこで、初日である今日、「これだけ使うことになります。事後になりますが、承認お願いします。」として(これを専決処分の承認といいます)議案が出されました。
議案の中の、明細にあたる箇所がこの写真。(写真ではわかりづらいという方は、大府市議会HPの議案PDFの14ページでご覧ください)
説明文はこちら。(同大府市議会HPの議案PDFの12ページでご覧ください)
大府市で衆議院議員選挙にかかる費用は2,565万2千円です。
投票立会人報酬149万9千、職員手当等914万6千、アルバイト110万1千、通信運搬費220万6千、ポスター掲示板・棄権防止立て看板等設置委託料120万1千、投票用紙発券機の更新129万6千、・・・などなど。
大府市は愛知7区。こうして設置された掲示板はこのように。
事後承認の議案は、掲示板の材質の検討はどうか、期日前投票の場所の検討は、などが委員会で質疑された後、本会議場で全会一致で承認されました。
ちなみに、全国でかかる費用の詳細について、構想日本の伊藤氏が書いてくださっています。ご参考までにこちら→改めて考える選挙費用600億円の使い道 ~行政事業レビューシートから~