頼んだ覚えのない出版社からの書籍が届いて。何だろうと開封してみたら、恩師が書籍を上梓され、うち一冊を版元から贈ってくださったものだった。
業界に入ってから恩師と仰ぐ方は幾人かおられるけど、暦年の経験を持つ政治家ではおひとり。
議員になって駆け出しの頃、どうしていいかまだ手探りの頃、
あんたはこの仕事に向いてる、がんばれ、迷わないで進めばいい
と仰ってくださった。
閣僚までつとめられた恩師はきっぱり政治を引退され、お目にかかる機会もなくしてしまったまま。かつての恩師の選挙区では先の衆院選で、政争、党派争いとは一線を画した賢明なる結果を出している。
上京の折、恩師の事務所(士業をしておられる)を訪ねてみようか。
今の私は、恩師が過分に見込んでくださったことに、応えられているだろうか。