おはようございます。
津久井町の高城商店です。
先日、お世話になっているおばさんと久し振りに会って
立ち話をしているうち、涙もろい私は、野良着の首から
掛けたタオルで涙を拭きふき、おばさんの話しに聞き入って
しまいました。(田舎ではおばさん、おじさんと言う言葉は親戚関係以外、
目上の人に使う場合がよくあります。)
▲陽を受ける林道の木
おばさんのご主人は、命が燃え尽き、天国に召されましたが、
だいぶ経ってから、おじさんに励まされた人達から、
おばさんは、こんな話しを知らされました・・・・
おじさんは、胸に手を当て こうお話ししたそうです。
‘‘心臓も親からもらったもんじゃあねえ。
機械で動かしてもらい、その上呼吸も酸素を付けている。
耳も、まともに聞けぇねー!
それでもオレはこうして生きている!‘‘
‘‘ただ、オレは飯が食いてえから、こうして働くんだ!‘‘
働きゃー、贅沢は出来なくとも、おまんまぐらい
食うこたぁ出来る。
オレはこんな体でも こうして生きている。
オレより五体満足なあんたが、そんな事でヘコタレチャー
いけねぇ! 仕事を選り好みしないでまじめに働けば
今の世 おまんまは食える。
頑張れば、いつか必ずいい時もくる。 がんばれよ~‘‘
そう言って、おじさんは何人もの人を励ましていたそうです。
不幸な環境に身をおく様になった時、人間はつい関わった
人のせいにしたり、不運に自暴自棄になることがあります。
目の前で、重病のおじさんの働く姿を見せられたら、
何にも言えなくなり、原点に戻れた人が何人もいたそうです。
ご病気で、大変な時もおありでしたでしょうに、‘つらい‘とも
‘苦しい‘とも一言も言わなかったそうです。
おばさんの言葉を聞いて、おじさんの生き様をすごいと
思いました。おじさんの生きざまは、言葉が足りなくて
私では、とうてい書き表わせません。
天国のおじさんに合掌します。
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