三島教室の夜間コースがありましたので、少し早く三島に行って、佐野美術館で開催されてる 「 虫尽くし展 」 に行ってみました・・絵画や 刀剣類、身の回り品などに 描かれた江戸時代 初期から後期にかけての品々・・・1800年代の物が多かったですけど、・・英国でタティングレースが 貴婦人たちに親しまれていた、1800年代・・日本では こうした文化が栄えていたのだと思うと、ある意味・・感動です・・私はちょっと 想像しても居なかったんですけど、なんと 吉澤 章 ・・世界に 折り紙を広げた第一人者の 作品の実物も たくさん展示されているじゃありませんか・・画像の本は、私が持っている、吉澤 章 の 作品集の一冊・・沢山あるんですけど・・このページの作品とかがたくさん並んでいるじゃありませんか!・・いつも 本でいているだけですので、もちろん実物は初めて・・・まあ~・・な~んて小さいんでしょう!・・予想以上に小さい・・・どうやって負ったんでしょう‥って思うくらい・・・持っている本に 折り方書いてありますけど・・かなり難しいのに、・・針で折ったんでしょうか・・・中には、本物の虫と同じくらいの大きさのものもあり・・しかも 裏側・・(虫の腹の部分 って事です ) も丁寧に追ってあって・・ビックリ!‥どころじゃありません・・感動!感動!・・11月5日まで開催してますから、ぜひまた行ってみましょうかね・・
昨夜 完成した、作品です。久しぶりに、タテイングレースで 絵を描いてみました・・・ 糸は、金箔糸なので、 室内で観るよりも、自然な太陽の光の下で 観た方が、生き生きとしています・・この違いは、観た人じゃないとわからないと思いますけど・・ある意味で、「 感動 」 です・・太陽の恵みを受けて 輝く光は、いくら パソコンでも理解するのは、無理・・と言うくらい、本当に、本当に、ゾクゾクするほど、綺麗です・・ 自然の光は。こんなにも、美しいのかと感じることが出来ます。本来、日本の着物や帯に織り込む糸ですけど、だからこそ、この輝きは、日本独自の輝きではないでしょうか・・ 展示会に出展しても、本当のこの良さは、ご理解いただけるのは難しいですけど・・・今回は、久しぶりに、絵を描く気分で、バラの花を 結んでみました・・・当たり前ですけど、糊や、ボンドで糸処理なんてしていません・・きちんと作れば、綺麗に、角度とか表現できるのに、簡単だからと 糊やボンドで糸処理するなんて・・糸が可哀そう・・作品のバラは 2輪とも 似てますけど少し、形を変えてあります・・・ バラの花も、人と同じで、それぞれ個性があり、その違いがあるから、素晴らしいんですから・・・ 簡単そうに見えますけど、技法的には かなりレベルの高い作品です・・・教室でも、まだ お教えしていない技法ですけど・・・タテイングレースは、長い歴史がありますので、奥の深い手芸ですね・・まだまだ 勉強しないとね・・・ 教える為ではなく、自分の為にも、もっといろいろな技法を研究していかないと・・・しかし‥本当に、長い歴史の中で培われてきた 素晴らしい手芸は、学べば学ぶほど、魅力的です・・・・