あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

やっとこさ ここまで

2011-02-28 22:33:26 | 日記
ちょっと 作っていた タティング・・ ( あっちこっちに 作りかけ一杯あるんですけど・・ ) やっとこ どっこい ほいこらせ ・・ って感じで 出来あがりました。


直径で 7cm 位でしょうかね・・・    なに? これ・・ って 思う方もいらっしゃるでしょうね・・こんなちっちゃいのを何すんの?  

これは ペグドールの スカートの飾りなんです。  この色の飾りって事は、何色のスカートかっていいますと・・・

ひと言じゃ言えない柄なんですよね・・ ( ふた言なら 言えるんですけど・・ ) 花柄じゃなくて、草柄 とでも言いましょうか、とっても 気に入った 柄なんですよね・・・ 

まあ、それは どうでもいいんですけど、変り者の私ですから、生地の柄って 結構 こだわるんですよね・・・ 


私が好きな 熟語に 「 感性 」 というものがあるんです。  

「 感性 」 っていうのは、ご存知の通り、美や善などの評価的判断に関する印象の 内包的な意味を 知覚する能力で、非言語的、無意識的、直観的なものであり、その研究は 美学・認識論・認知心理学や芸術学で 研究されて来た事で・・・

って 小難しく考えなくても、解ると思いますけど、 ( 全く、簡単な事を 複雑に考える奴ですねェ~ ) これは 自然と備わっているものではなくて、学んで 行く事で 誰でも 身に付ける事ができる能力だと思うんですよね・・

美しい物、醜いもの、自然的なもの、人工的なもの・・様々な物を 観て、それがどういうものかを学び、積み重ねて行く事で 備わっていくものじゃないかと 思っています。  別に 専門的な学者先生ではありませんから、正しいかどうかは 別として、 多くの物を見て そして 考え、感じる・・・ 

こういう事って 素晴らしいとは思いませんか ・・・  「 感性 」 は お金では買えない 心のもの ですからねえ・・

どんなに 資産を持ってる方だと言っても、学ぶ気持ちが無ければ 身につきませんし、 貧しい生活をされている方だって、心豊かな 素晴らしい方、大勢 いらっしゃいますからねえ・・・


タティング レース の 良さを解って下さる方、増えているみたいで、嬉しいですねえ・・・ いろんな 意味で・・ ( ん? ・・ どういう意味? ・・・)

ラベンダー 摘み

2011-02-27 16:47:20 | 日記
静岡は 温かくて、昼間は上着がなくても、寒くない程・・ ちらほら Tシャツの方も・・ 昨日なんかは 日中、車の窓 開けて走行してる方 結構見かけましたし、花粉が苦手な 私は 車の窓 開ける代わりに クーラーかけてましたからねえ~・・

我家の 庭の ラベンダーも 元気で、花を一杯咲かせていますし、小鳥が 結構 庭に来ていて、・・ ( 鳥は詳しくないので 良く解りませんけど・・・ 小鳥 です。 ) 賑やかなんです。

以前、キジや ホロホロ鳥 や 白孔雀を たくさん飼っていた頃は 大きな 山鳥が一杯来てましたけど・・ 

( そうなんですよね・・・ 鳥好きだった父親が、庭に 日本キジ 100羽、 高麗キジ 100羽、 ホロホロ鳥、40~50羽、 白孔雀 3つがい、 その他、金鶏 や 銀鶏、チャボ とか・・いろいろ・・・ 飼ってたんですよね・・・ ですから、野生の山鳥が しょっちゅう 来ていたんです・・  私は 鳥が苦手なのに・・・・  アッ・・ 父親の仕事じゃないです・・ 趣味・・というか・・ 迷惑な 道楽でしたね・・・ )


それはともかく、ラベンダーが 元気がいいので、ハサミで パッチン パッチン 摘んで 今は 私の部屋に ぶら下がって、とても いい匂いで いい気分です。

鉢植え の レースラベンダー は 部屋に 並べていましたけど、レースラベンダー は それほど 香りがする、 って感じじゃないんですよね・・・ 


ラベンダー は 好きな花の ひとつですので、匂いだけでなく、見た感じも、とても 心地良いんですよね・・・

静岡市内では、そろそろ 私が 好きな ハクモクレン も つぼみを膨らませていて、花が咲くのが とっても楽しみなんです。


人形作りのほうは・・・ ほぼ 本体が出来あがったということでしょうか・・・ 伸長 20cm位なのに、クラシカルな下着も ソックスも履いているので、 すっごくめんどくさいんですよね・・・ 下着は小花模様のロングタイプで ちゃんと 靴下の中、シャツは下着の上、・・って感じで 着衣の上下もちゃんと区別してあるんですよね・・・

今回は ロングヘヤー にしてあげましたので、 クラシカルな 腰まで長い 三つ編みの髪の毛・・  なんて こだわる 奴なんでしょうね・・・・

今回の 人形の 名前は 「 アナスイ 」 なんです。

ラベンダーの色に似ているので 好きなブランドの 「 ANNA SUI 」 の この春の 新柄の生地 で ドレスを作っちゃいましたから・・・・ 綺麗な 薄いラベンダー色の 地に 濃いラベンダー色の蝶が 舞っていて、 ベルトは 「 黒に ラベンダー色の バラの刺繍 」 か、 「 ラベンダー色の地に 黒のバラの刺繍 」 ( どっちにしようか 迷ってます・・ )

タティングレースは 黒で作ろうかと思ってるんですけど・・ タティングレースに ビーズ、入れちゃおうかな・・・ 

月末で 忙しいのに・・・  凝り性にも 困ったものです・・・・

探険

2011-02-26 23:44:07 | 日記
久しぶりに 静岡の手芸屋さん を 探険してきました。

静岡でも やっと カトナージュ が チラホラリンと姿を見せ始め・・・ 本当に 遅いんですよね・・ 今頃? って気もしないでもありませんけど、まあ、私は しませんので いいんですけどね・・・

今日は 珍しい生地を 手に入れました。  この春 の新柄 と言う事ですけど、静岡での販売は 今週まで、来週からは 別の 県へ持って行くとか・・・ ( ホントかよォ~ ) とは思いつつ、馴染みの店員さんですから、ウソ言う事も無いでしょうけど・・・ 「 じゃあ 30cm・・・ ん・・ 50cmにしようかなあ・・ じゃあ 1m 頂戴な・・ 」 って ついつい 1m買ってしまいました。  ・・・・ あまりそうですけど・・・ 足りなきゃ困るし・・・ 孔雀柄の 良い感じ・・ 他にも、あれも、これも、それも、どれも・・・ って、・・・ ん・・・ 家内に 「 貴方 手芸屋さんでも 始めたら? 」 って言われちゃいましたけど・・・  自分だって、毛糸買い込んだくせに・・・

人形の本もあったので、買ってみましたけど・・・ 作り方 全然違うじゃん! って ビックリです。 すっごい 簡単・・・
「 エッ・・これでいいの? 」 って感じでしょうか・・・

タティングの掲載もありましたけど・・・ すっごく解りにくい図にしてあって・・ なんで、こんな解りにくい図にするんだろう・・とか 思っちゃいます・・・ 糸の処理も、接着剤ですって? ・・・あらあら・・・ 糸が可哀想・・・ 

そうそう・・・ 生地と言えば すっごい生地 手に入れたんで、思わず、もう一体、手づくり人形を作っちゃう事にしました・・ 生地が気に入って 人形つくるって・・・マニアックかもしれませんねえ・・・ 昨日 画像にアップした子 のタイプじゃありません。

別バージョンなんですけど・・・ これで このバージョンは 3体目になります。  ん・・・ 聖光院先生には 内緒にしておきましょうk・・・ 怒られちゃうかっも・・・


前回も 「 ん・・ この色あんまり綺麗じゃないですよ・・ 」 とか言われちゃいましたけど・・・ 先生と、私の好みの柄の違いでしょうか・・・ 今回の生地・・ 有名な ブランド物なんで、これで人形作ったら 名誉棄損なんて言われても困りますから・・ でもまあ、ブランドの関係者が見たら、欲しがるんじゃないでしょうかね・・・この人形・・・ 

相変わらず、ズウズウしい 性格です・・・ 

手づくり人形

2011-02-25 22:11:34 | 日記
私が作ってる 人形のひとつ ・・・ 身体だけの 裸ンボさんなので、ちょっとだけ・・・ 女の子は むやみに 肌を見せてはいけません・・・

ちゃんと お座りも 一人でできますけど、メイクも ヘアーも ドレスもまだなんで、こんな恰好で失礼します。

別に お人形 遊びしてる訳じゃありませんけど、・・・ 赤ちゃん位 ですので、なかなか 可愛いですよ・・

手足も動くし、お座りできるって事は おしりだってあるんです。 もちろん お見せしませんけど・・ 


不思議なもので、動物のぬいぐるみとは 全く違う 可愛さがあるものですねえ・・・  最近の 子供は 手づくりの人形で
遊ぶこと、あまり無いと思いますけど、人形で 遊ぶという 事は 人に接するやさしさや、いつくしみをはぐくむために 大切な 役割を果たしているような気がします。

リアルな フォギアも それはそれで いいのかもしれませんけど、幼子の少女が 遊ぶものとは やはり違うんじゃないでしょうか。


「 絵本 」 でも、「 大人が読んで楽しい絵本 」 と 成長過程の 「 幼子が見る絵本 」 は 全く違うものですからねえ・・

本の読み聞かせでも、 「 形のある読み聞かせ 」 と 「 形の無い読み聞かせ 」 があるように、その違いを はっきりと理解して 子供に読んであげないと、子供の想像力を 育む為の 読み聞かせにはなりませんからねえ・・

この辺は PTA時代から、いろいろ考えていましたので、ちょと うるさいんです、私は・・・

この話を始めたら、何時間でも 講演しちゃいそうなんで やめておきますけど、子供の成長にあった 読み聞かせ、絵本の与え方って 大切なんですよね・・

人形だって、お店に売ってる 綺麗な人形を与えればいいってもんじゃないと思うんですよね・・・

ひな祭りで 綺麗な・・( その上 とっても高価な ) 雛人形が沢山出ていますけど、幼子が あの雛人形を 抱っこしたり 一緒に寝たりして、可愛がって人形遊びする子・・・ 多分、いないですよね・・・・

子供の為の お人形なのに、触らせる事もしない 親御さん 多いんでしょうね・・・ 私でさえ、雛人形や兜を飾る時は 直接 手で触らず、布を手にして、( 手袋まではしませんけど・・ ) 指紋や汚れが付かないようにとても気を使って 出したり しまったりしますからね・・・ 高価なものですから・・・


幼子に もっと 自由に お人形遊びさせてあげれば、「 こころやさしい 子供 」 になると思うんですけどね・・


我家の娘にも、もっと 人形遊びさせれば良かったかもしれません・・・ そうすれば 父親に心やさしい娘になったんでしょうけど・・・ 

なんせ、理屈っぽくて 気難しくて・・・・ 家内に言わせると、私の性格そのものだって・・・ 確かに・・・・ん・・微妙な気分・・・

実物大 ?

2011-02-24 22:44:32 | 日記
以前から 私のコレクションとして 持っていた本ですけど、中身をほとんど 開いた事もなく、たまたま 今日 ペラペラっと 捲っていたら 5月2日放送 の説明で タティングレースの内容が 掲載されていました。

聖光院 有彩先生が まだ 福山有彩 先生と仰っていた頃の お写真も・・・ ひょっとしたら 今の私位の年齢じゃないでしょうかねえ・・・ 髪の毛 ふさふさ 黒々、お肌ツルツル・・・ 

なんと この本 の 付録に 「 タティングレース 実物大型紙 」 が付いているんですよね・・・ビックリ!

まあ、こうした物を 付録にしなけれれば成らない時代だったのかもしれません・・・ こんな 大きな タティング みた事ありません・・・・ 本より 大きいんですから・・・


この本は NHKの おしゃれ工房 5月号  平成6年の発行です。 なんと 本の値段も 450円 ・・・ 

あらま! 面白い物が 載っていました。  

「 シャトル2個 を 一本の糸の 両端から巻いて 結び目を作らないで 縁レースを作る方法 」 フムフム! ・・・

なるほどね・・ 糸を繋がないから 出来あがりが 綺麗じゃん!  今度 一度作ってみましょうかね・・・でも 長く作る為には 無理ですねェ  シャトルに巻ける量、限界がありますからねえ・・・  それに、シャトルに巻く前に 糸を絡まないように 伸ばして、シャトルに巻くのが 大変そうです・・・


あらら・・・ 何と 19世紀に作られた アンテイークのタティングレースの ドーリーの写真まで ばっちり 写ってるじゃありませんか・・・ こんな 貴重なアンティーク タティングレース 掲載するなんて 考えられませんね・・


今度は ・・・

2011-02-23 23:37:49 | 日記
今度は 山吹色 に挑戦です。  といっても、他の物が完成した訳では無くて、同じ事ばかりしてると 飽きちゃうんで、気分を変えて 山吹色で 作ろうかなぁ~ と思っただけなんですけどね・・

レモンイエロー のように 夏の色 じゃなくて さりとて イエロー とも異なり、微妙な色合いの 山吹色・・ なんて 大人の色なんでしょ・・・ そう思ってるのは 私だけかもしれませんけど、気に入ってるんで、いいんです。

画像の物、なんだかよく解らないでしょうけど、まだ 作り始めたばかりですから、解らなくっても いいんです。 なんとなく
ボケてるみたいのは カメラのせいじゃなくて・・・ 小さいんですよね、いつもの事ながら・・

大好きな DMC の 80番 の糸なんですけど、好きな糸なので、指が 喜んでシャトルと 踊ってます・・

今日は 2月23日 静岡では 「 富士山 ( 223 ) の 日 」 なんですよね・・・  静岡県知事が 提唱して 制定したみたいですけど・・・ 「 1年に一度、改めて 富士山を眺めて 新鮮な気持ちになりましょう・・ 」 っていったって 毎日みてますからねェ~  別に制定しなくても 毎日 富士山の日 ですし、静岡も 由比 ~ 富士 という地区では 車のナンバー だって 富士山ナンバーなんですよね・・・

知事は この日は 公立の小・中学校は 休校に ・・ って言ってるみたいですけど、お休みにしてる学校、少ないみたいです。
お休みばっかり多いと、子供達だって 勉強時間すくなくなっちゃって 大変ですからねェ・・・


それはそうと、今月は 28日 までしか ありませんから、仕事だって 忙しいんですよね・・・ 今月は 何となく 2~3日 損した気分になっちゃいます・・


久しぶりに ・・・・

2011-02-22 22:52:07 | 日記
久しぶりに モチーフを 作ろうかと思って 作り始めました。

以前に何度も 作ったモチーフだったんですけどね・・   明日 タティングレースの 勉強会 をまた開きますので、そのときに みんなで作ろうかと、 まあ、 「 見本 」 みたいなものですけど・・ 見本と言うには 思うように綺麗に出きませんねえ~  

タティングレースに 興味を持たれていらっしゃる方 多いようで、でも 本を見てるだけだと 良く解らなくって・・・ と言う事で 勉強会を始めたんです。

みなさん、本当に 熱心ですねェ・・  真摯な気持ちで 参加して下さるのが とっても 嬉しいですね。


自分で作る事は出来ても、教えると言うのは やはり別物で、それぞれ 個性がありますから、個性を大事にしないといけませんよね。 手芸の楽しみ方も、いろいろ、人それぞれですから・・・

でも 何よりも 「 好き 」 「 楽しい 」 って気持ちが 大事ですよね・・


「 あみもの 」 は 「 人の心をあむもの 」 とよく言われますけど、 「 糸を結ぶ タティング 」 は  「 人と人とを 結ぶもの 」 かもしれませんね・・・



ロミオ と ジュリエット

2011-02-21 19:30:17 | 日記
私の好きな 作品に 「 ロミオ と ジュリエット 」 がありますけど、 この作品 関連は よく今でも観るんです。

画像のアップした ビデオ & DVD 「 ロミオ と ジュリエット 」 というタイトルだけでも 

ローレンス ・ ハ―ヴェイ と スーザン ・ シェントール ( 左手前 ) /  レナード ・ ホワイティング と オリビア ・ ハッセー ( 右手前 ) / レオナルド ・ ディカプリオ と クレア ・ デ―ンズ ( 左上 ) の 3作品 が ありますし、 劇中劇 として 「 ロミオ と ジュリエット 」 を使っている、 「 恋に落ちた シェークスピア 」 ( シェイクスピア役 の ジョセフ ・ ファインズ が ロミオ を ヴィオラ役 の グウィネス ・ バルトロウ が ジュリエット を 演じています ) そして 画像には アップしてありませんけど、 この物語を ベースにして 出来あがった 「 ウエスト ・ サイド ・ ストーリ 」 は 映画版から 舞台版、 劇団四季版 と とにかく いろいろな タイプの物を 観ます。

ひとつの作品を いろいろな解釈で 別の作品にしている ってのが 好きなんですよね。 


こうした 「 同じ テーマを 別々の 解釈で考える 」 ってのが 好きで、 「 ロミオ と ジュリエット 」 に限らず、オリンポスの神々を テーマにした 「 タイタンの戦い 」 「 パーシ―ジャクソンと オリンポスの神々 」 とか

古代ギリシャ神話を 元にした 「 ダフニス と クロエ 」 「 潮騒 」 ( 三島由紀夫の 「 潮騒 」 は 吉永小百合 ・ 浜田光雄 / 山口百恵 ・ 三浦友和 / 掘ちえみ ・ 鶴見辰吾 など 観てますねえ・・ )


だからかどうか 解りませんけど、私の場合、手芸作品でも、同じ モチーフ を ドーリー にしたり、 チーフにしたり、エジングにしたり、キーホルダー はては、 スマートフォン にまで 付けちゃうわけです・・・

そうそう、先日 聖光院先生に スマートフォン に付けた タティング作品を お見せしたら、「 エッ? これ、タティング作品を 熱転写したんじゃないんですか? 本物? ・・・ 」 と しばし 絶句していました。

感心して下さったのか・・・ 呆れたのか 解りませんけど・・・ さすがの 聖光院先生も 想定外の 作品だったようです・・・ 


 

意外な組み合わせの 理由

2011-02-20 23:32:17 | 日記
どうでしょうかね・・・・  この生地 に 付けるために タティングレースを 作ったんで、意外な組み合わせに 成ったんです。

白糸 ですと、ぼやけてしまうし、濃い系の色だと、 タティングレース が 「 あたしは ここよ! 見て! 見て! 」 って 主張しちゃいますから、 生地を 引きたてつつ、 しっかり 存在感 あるでしょ! 


こうした事って とっても 大切だと思うんですよね。  手芸作品に限らず、人と人との お付き合いも同じだと思うんです。

自分を主張するのは 大切だけど、置かれている 環境や 状況を しっかり把握して 周りとの調和 を 保ちつつ、存在感ある 態度で いる。

「 たかが 手芸 と 侮るなかれ ( あなどる って 読めますか? ) 、 作品には 作者の 哲学や 思いが込められて いるもの。 それを 読み取る人こそ、 素晴らしきなり 」


手芸だから・・ って 軽く考えるのは とんでもない事・・・「 親が 子供の成長を 願って・・ 」 「 秘めた 恋心を 作品に 込めて、 愛する人の為に ・・・ 」 「 生地を大切に ・・ 糸を 大切に・・・ 」 どんな作品にも、大切な 思いが 込められている物です。

ただ 単に 布切って、縫ってるだけじゃありません。  こんな物でも、縫い目 ひとつづつ 細心の 注意を込めて、手の込んだものになっているんです・・


簡単そうに見える、今回の タティング レースも 作るのは すっごく 大変なんですから・・・

一応、 オリジナルですよ・・・・ 可愛いでしょ・・・


そうそう・・ 気が付かなかったんですけど・・ 一昨日 このブログに 訪問者 186人も 来て下さったみたいです・・
ありがとうございます。  

この場を お借りして お礼申し上げます。    

 意外な 組み合わせ

2011-02-20 23:24:43 | 日記
画像に アップした物、このところ 飽きるのを我慢しながら作っていたんですけど、やっと 完成しました。

この 組み合わせ、以外でしょ・・   ピンク と イエロー の組み合わせなんですけど、あんまり この色の組み合わせって しないんじゃないでしょうかね・・・・

これだけ見てると 変な色の組み合わせみたいで、 私の感性の 範疇にはしっくりこないんで、これだけを 作ってると、途中で 嫌になっちゃうんですよね・・・

じゃあ、なんで、この組み合わせにしたんだ! ・・ って事ですけど、それには もちろん、理由があります。

今回の この組み合わせ 実は 布の柄に合わせてあるです。

どういう事かって 言うと・・・・ まずは 画像で 見ていただいた方が 「 百聞は一見にしかず 」 って言いますからね・・

ちょっと、 アップしちゃいましょうかね・・・・

2011-02-19 00:30:58 | 日記
と~っても 珍しい 糸 を 手に入れました。

画像にアップした 糸 なんですけど・・  これは 本当は 販売する糸じゃないんです。 京都の お店の方が 特別に 分けて下さった糸で なんと 絹糸に金属を巻き付けてあるんです。

糸を巻いてある棒も、変ってるでしょ・・ かなり使い込んである棒で 多分 織物をする時の 道具みたいです。

「 糸の量は 何グラムあるんですか? 」 って お聞きすると・・ 「 さあ~? ドン位有るんでしょうね・・・適当に巻いてあるんで・・・ 」 との 店主の方の ご返事。

「 糸は 何番位 なんでしょうねェ~ ? 」 と聞けば 「 さあ~ ? 絹糸だから 番数は 無いんですよ・・ 」 とまあ、 こんな感じなんですよね・・・


多分・・・ 160番 位じゃ無いでしょうかね・・・

「 この糸は 絹糸に金属を巻いてあるんですけど、作者が 亡くなったので もう二度と作る事は出来ないんですよね・・
だから、 在庫の分が 無くなったら もう、手に入らないんですよね・・・ 」 


本当に ビックリです。  「 貴方 聖光院先生から 聞いて うちに来られたんでしょ?  聖光院先生が とてもいい糸だから 小巻きにしておいて って仰るんで、急いで巻いたんですよ・・ 」 ですって。

本当に いい色ばっかりなんで たくさん欲しかったんですけど・・・ お値段がね・・ とってもいいんで・・・


この糸で 作ってみたいものがあるんで・・・ 2本だけ 買ったんですよね・・・ でも、足りなくなりそう・・・・

意外と 量が少ないみたい・・・です・・

ペグドール

2011-02-18 19:18:54 | 日記
画像にアップしたもの、何だか解りますかね・・・ 一目で 解った方は サマンサ ( 奥様 は 魔女 ) かもしれません。

右側の物は 昔の 洗濯バサミ です。 


今、作っているのが 「 ぺグドール 」 で 英国 ヴクトリア時代に代表される 最も ポピュラーな 手作り人形なんです。
といっても、人形を見る限り、ある程度の 裕福な階級の ご家庭で 作られていたもののようです・・・


お母さんの 使っている、木製の洗濯バサミ と お父さんが使っている パイプブラシを 使って 作るんです。


ネットとかで、 ポーランド とか ヨーロッパの ぺグドール とか 写真が時々 出ていますが ああいう人形とは まったく違います。


繊細で 優雅な まさに 「 英国の人形 」 と言う感じ・・・

画像の左の物は 昔の木製洗濯バサミを 参考に 私が 木を削って 作ったものです。 自作ですから、貴重でも何でもありませんけど、こんな物でも、かなり 時間と手間がかかっています。

初めは だれかに 作って貰おうかと思っていましたけど、 制作料が すっごく高いので、自分で 作る事にしました。

欲しい方には 作ってあげても良いですけど、制作料、すっごく高いですよ・・・・ だって、大変なんだもん! ・・・


それは ともかく、私が 作った これまでの 人形に 名前をつけなさいとの 事でしたので、 せんじつ完成した タティングレースで 着飾った人形は 「 イライザ 」 にしました。

今回 作ろうと思っている ぺグドール は イメージだけは 出来ましたので、先に 名前を 付けちゃいました。

ぺグドールの 名前は 「 ジュリエット 」 です。  

他人が どう思おうと、いいんです。 心を込めて 作るんですから、 ぺグドール の 人形のタイトル は 「 ジュリエット の 祈り 」 と言う事にしたんです。



「 イライザ 」 も 先生の人形の お手本 と同じに作った物と、大分違いますから・・・ 

みすや針

2011-02-17 22:51:08 | 日記
聖光院 先生から 「 高木さんは みすや針を お使いなさい 」 と ご紹介頂いて、使っていますが、凄いですね・・

針に 硬さとねばりが特徴と言うだけあって、凄く使いやすい。  独特の 焼入焼戻法という、古くは 正宗の 銘刀を生んだ 秘宝だと言う事です。

針の磨き方も 普通の針のように 横磨きでは無く 縦磨きで それが 縫いやすい要素なのかもしれません。


京都の このお店は 文政 二年 創業と言う事ですから、 1819年 ? でしょうか・・ 今から 192年も前からの 老舗なんですよね・・・ 

中国では 清 の時代、・・・  阿片戦争が 1840年? だから、その30年近く前か・・・

ドイツの作曲家、ロベルト・アレクサンダー・シューマン が 1810年 の生まれですから、シューマンが ピアノを弾き始めた頃には、 日本で お店を開いていたと言う事ですねェ~  

私の 祖母が 100歳で 逝去しましたから、人の一生、二人分か・・・ そう考えると、凄いですよね・・・ ( なんていう 変わった比較をするんでしょうね・・ 私が変り者のゆえんかもしれませんけど・・・ )

まあ、いずれにしても、「 昔 は 刀、 今は 針、」 って事は 男の私が 針を持っていても、全然 おかしく無いじゃん!  ( ・・・ だから、そういう比較が 変だって 言われるんですよね・・ )


お店の 店員さん 「 どなたが使うんですか? 」 って お聞きになって、私が使うと答えると、 「 お客さんの 手の大きさなら この位の長さが 使いやすいんじゃないでしょうかねェ・・ 」 って勧めて下さる・・

ん~ ・・ 凄い としか 言いようがないですよね・・・ 確かに 使う人の手の大きさによって 使いやすい、使いにくい って ありますからね・・・・・

 

聖光院 有彩 の 「 英国 レース 展 」 開催決定

2011-02-16 21:37:11 | 日記

今年もまた、4月4日 ( 月 ) ~ 9日 ( 土 ) まで、 東京の 京橋 ・ 千疋屋ギャラリー で 聖光院 有彩 の
「 英国 の レース展 」 が開催される事になりました。

千疋屋 ( せんびきや ) ギャラリー は東京都中央区京橋 1-1-9 東京駅のすぐ近く、手芸の 越前屋さんの隣りにあるんです。

この 「 英国のレース展 」はヴィクトリア時代に 貴婦人の間で 大流行した タティング・レースを 始めとして、ボビン・レース、 ホニトン・レース 等 古典的な作品から、現在作品まで 観る事が出来るんですよね。

今回は 英国の ヴィクトリア時代の アンティーク・タティング・レース も展示され、 聖光院有彩と会員による レース や アクセサリー等、約 120点 が 展示される予定のようです・・・

今まで ブログにアップしてる 人形のパーツは 私の試作品ですから・・・ 英国流の 作り方を試験的に作ってみてる・・って感じなので、オリジナルに近いので、試行錯誤しながら 作ってる最中ですけど、ちょっと アメリカン とも先生に言われましたので、軌道修正中なんですよね・・・・


そうそう、画像に写ってる 右の上の 木製の器具、面白いでしょ・・・

シャトル に 糸を 巻く為の道具なんですけど、糸を 「 シャトルに 巻く 」 んじゃなくて、 「 シャトルを回転させて 糸を巻きつける 」 道具なんです。

こうすると 糸を傷めることなく、糸にやさしいでしょ・・・  英国人の 糸に対する やさしさ の道具です。

下の方の シャトルは 貝を嵌めこんだ 装飾的な シャトル、 左上のビーズが付いている物は、 アンテークの ボビンの 糸巻きだそうです・・


4月に 東京に 来る予定の有る方は ぜひ、「 英国 の レース展 」 に 来てみてはいかがですか・・

やっと ・・・・ です

2011-02-15 22:42:35 | 日記
いろいろな事をやっているせいだけではありませんけど、やっと、 や~っと ここまで出来ました。

さすがの 私でも、飽きちゃうんですよねえ・・ ずっと作っていると、肩がこっちゃう・・・・ ドーリ とか モチーフ を作るのと違って、本当に 単純作業ですから・・・

画像にアップした ブレード、やっと 1m 完成しました。 糸は DMC の 100番ですので、細くて、作ってみると 柔らかい感じで 繊細な感じにはなっているんですけどね・・・ 予定では 2m 作ろうと思っているので・・・・ 根気が成功の カギ、て事でしょうかね・・

何の為に作っているのか 理由が解らないので 飽きちゃうんでしょうねェ~ ・・・・・


一体、どうするんでしょ・・・・  


そう言えば、昔 何となく ブレードを 長く作った事ありましたねえ~ ・・ 娘の大学受験の時、付き添いで 東京に行ったんですけど、受験生を前に 父親が傍にいると 落ち着かないだろうと思っても、いる場所が無いし ただひたすらに 無事合格を祈りながら 作っていたものでした・・・ 

息子の受験の時には、そんな気を使う事が無く、傍に一緒にいましたけど・・ 娘と父親、 息子と父親 の関係は違うのかもしれません・・

ま、親って 大変なもんです・・・