あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

恋におちた シェイクスピア

2018-07-08 22:06:34 | 日記
東京での連日タテイング教室は、当然 東京に泊まりますけど、普通の時は、新しい材料探しや、新作のアイデア探しに 浅草橋や、銀座を探索していますけど ( 決して遊びまわっている訳ではありません ) 今回は 今月から始まった 劇団四季 の 新作 「 恋におちた シェイクスピア 」 のチケットが 残り1枚 の S席が手に入ったので、久しぶりの 観劇でした。 劇団四季と言えば ミュージカルが得意ですけど、今回の新作は ミュージカルではなく、ストレートプレイ、( 舞台芝居 ) しかも この 「 恋におちた シェークスピア )私の 大好きな演目で、初めて この物語を芝居の進行とともに、知る感動とは違って、時代背景やら 登場人物の人間関係、性格、当然の事ながら、物語の結末や見どころ、いたるところに散りばめられた 様々な人間関係の 伏線等、知り尽くしての 観劇は 格別の感動でした。 偶然手にした 2階のS席も、一番壁際の 残り物のような位置と思っていたら、なんと 舞台の 真正面の ストレートド真ん中、アベックで芝居見物の方達の 隙間のとてもいい場所・・当然の事、古いですけど、私の愛用の オペラグラスを持って行きましたから、俳優の顔の表情もよくわかり、更に 役者のセリフのほとんどが 私の 麗しの唇から流暢に流れ出るほど知っているアセリフ・・大好きな シェイクスピアの 美しい流れるような 言葉の美しさに 芝居の中に 溶け込んでしまい、ラスト近くの とても感動的な場面で、会場が地震により、大きく席が横揺れしても、全く動じず、隣のアベックの男が 一瞬騒ぎ始めようとした対応に 心のロ中で 「 この一番いい場面で 男のくせに、地震くらいで騒ぐんじゃねぞ! jこの親父! 」 とひょっとしたら私よりはるかに年下かもしれない横の男に 舞台に釘づけの顔も動かさずに 心の中で叫んで 感動の涙を流し・・ 私の両脇の 男どもが 無頓着なのに 「 この鈍感野郎! 」 と心の中で下品な言葉を発し、終わった後の拍手では 両手の痛みを忘れるほどの拍手・4回ほどのカーテンコールの後 終了となりました・・・夢中にあると 普段上品な私ですが、無礼な奴には ビックするような下品な言葉を 心の中で叫んでしまう ジギル とハイドのような性格の 私です・・・・

芝居のパンフレットも もちろん買いましたけど、私の思っていたものと違って、シェイクスピアの作品の紹介や、シェイクスピアのゆかりの地の解説やスタッフの座談会の内容が半分以上で、肝心の舞台衣装や 舞台装置の様子の写真もなく、ラフな姿 ノーメイクの俳優たちの練習風景のスナップ者品ばかり・・・まあ 落ち着いて考えれば、始まったばかりの新作で 舞台写真が無いのは当たり前の事で、劇団四季創設65周年の 記念誌のような内容でしたねえ~・・・でもまあ 素晴らしい舞台は 大満足・・ シェイクスピアの作品を 知らない方にとっては ラストシーンの シェイクスピアの 次の 作品のおおおまかな あらすじが、 シェイクスピアの 最後のラブ コメディ 「 十二夜 」 の物語だなんて気が付かないでしょうねえ~・・・