同じ作業の繰り返しは 慣れて来ると ミスも出始めますので、時々別の作品を・・と言っても ある意味ではサンプル作品 なんですけど・・・ 今日は 静岡での教室・・・ ですから タティングは夜中作業ですけど・・ 映画 「 チャイコフスキー 」 を観ながらです・・・ あまり深く考えずに この映画を選びましたけど・・ 「 あ!・・このシーン 観た事ある! 」 と場面場面が 記憶に蘇ります・・・ そうなんですよね・・映画館で かつて観た 映画でした・・・1970年のソビエト連邦の伝記映画で 19世紀の ロシアの作曲家 ピヨ―トル・チャイコフスキ の半生を描いているんですけど・・・私・・中学生の頃に 映画館で観ていたんですねえ~・・・ こんな 小難しい映画 観ていて理解していたんでしょうか・・・ そう言えば、 中学生当時・・「 チャイコフスキー 」 とか 「 ハムレット 」 とか 「 嵐が丘 」 とか映画館で 観ていましたねえ~・・・やっぱり 変っていた少年だったんでしょうか・・よく言われましたけど・・・
今回は ちょっと 渋い感じのシャトルを作ってみました・・・「 渋シャト 」 って感じでしょうか・・・ 福島県会津地方の伝統的な 「 会津木綿 」 の織物の柄です・・・素朴な縞柄はちょっとホッとする感じ・・・ たまには 気分を変えて、タティングレースを結ぶ時に、こんなシャトルも いいんじゃないでしょうかね・・・ 日本人ですから・・・・
製作中の作品、一つの区切りとなるべき 段が非常にやっかいで 何度も何度も作り直して やっと思いどうりの形に出来上がり、後は作った 段に小さなモチーフを散りばめてあげれば完成・・・なんですけど・・ 画像のように小さなモチーフ・・やっと思いどうりに仕上がった段につけようと思った所・・・・「 な・・なんてこった!! ・・・ 」 つなげられないじゃん! ・・・ って事は 作り方が逆で、先に散りばめたモチーフを作ってから、 この やっかいな 段を作りながら留めて行かなきゃならないんですよね・・・ ということは・・やっと完成した段 を また全部 ハサミを入れて切り取って 作り直し・・・フゥ・・・ 作り直してまた同じように 綺麗な糸の運びが出来るかどうか・・大体・・ハサミを入れただけじゃほどけないんで 解くのもすっごく大変なんですよね・・・糸がずれないように かなりしっかりむすび留めていますので、解くのも並大抵ではありません・・・・ まったくゥ~・・・なんて 作りがいのある作品でしょうか・・・ ( ちなみに・・「 なんてこった! 」 という言葉は アメリカのテレビ漫画 「 チャギントン 」で 頻繁に使われている言葉です・・・機関車トーマス の 列車版 って感じの テレビ漫画・・・なかなか面白いですよ・・児童教育にとっても良い番組です・・ )
この所 とても忙しく、シャトルを動かしている時間があまり取れません・・・とは言いつつも アンティーク作品製作はしていますけど、見た目以上に かなり難しいですねえ~・・・・ でも まあ 私がこれまで作ってきた作品とは 質が違いますので、かなり面白い・・・ 数時間かけて結んだ段目を どうしても気に入らず、その段の糸にハサミを入れて 結び直し・・でも そのおかげで、私の癖で こうした作品を作る場合には どの点に気を付けたら 綺麗に結べるのか解ってきました・・・ 画像にアップしたものは 製作中のもではありませんけど・・・こんな 簡単な模様ではありません・・・画像の作品も なんとなく イメージと変ってしまい、中途半端の作りかけですから・・・そのうち 作り直ししましょうか・・・ 少ない時間ながらも シャトルを動かしながら観ている映画は、この所 フランス映画が多いですねェ~・・ 1946年 ・・今から 69年前のフランス映画、「 美女 と 野獣 」 白黒映画です・・・ それと 2012年 3年前のフランス映画 「 美女 と 野獣 」 ・・・そして 昨年製作された 角川映画ですけど フランス語で 会話されている 「 イヴ ・ サンローラン 」 ・・どれも 観ていて 疲れちゃいますけど・・・まあ それなりに 面白い作品です・・・・69年前の 「 美女 と 野獣 」 は 当時は 考えもつかない メイクだたんでしょうねェ~・・・ 登場人物の アクセサリー や 衣装 は いろいろと参考になりますけど・・
某自然動物公園で生まれた サルの赤ちゃんに イギリスで誕生した王女にちなんで 「 シャーロット 」と名付けた・・・・と公表した途端に 「 イギリス王室に失礼だ 」 との 抗議が殺到して 名前を白紙に戻す方向で検討されているとか・・どすなるのか 知りませんけど・・・ 名前と付けた事よりも 「 イギリスの王女の・・・」と公表した事が 抗議の対象となっちゃったんでしょうね・・・ 「 シャーロット ・ エリザベス ・ダイアナ 姫 」 とっても 素敵な名前だと思いますし・・イギリスでも 女の子が生まれたら シャーロット って名前にしたいって思うでしょうけど・・・ まあ 動物園でも 名前を公募していたらしく 王女の名前が公表されてから 「 シャーロット 」 と言う名前が 多かった・・と言う事のようですけど・・・ 仮に 日本で待ち望んでいた 天皇家の 赤ちゃんの名前が 公表と同時に イギリスで 産まれた サルの赤ちゃんに 「 日本の皇室に誕生した赤ちゃんにちなんで・・・ 」 と名指しされて 同じ名前が 付けられたら 日本人として 大喜びするでしょうかね・・・ 公表して 白紙に戻すってのも・・ 名前を軽く考えてるみたいで、・・・名前ってとても 大切なものなのにね・・・・
連休で 思う存分 タティングレースが出来るかと思いきや・・・ベビーのお守で 大変・・・普段 仕事に費やしてる時間お守してるみたいな感じで、まだ 「 GG 」 位の言葉にならない音声を発する 幼子の相手で タティングレースする時間は いつもとあまり変わらず 深夜の事・・・ただ 今回は 教室用の課題サンプル作品製作ではなくて、言わば 自分の研究用・・と言った感じが違いでしょうか・・・ ヴィクトリア時代の作品、エッチングを観てるだけなら 優雅で美しく素晴らしい作品ですけど・・作り始めて見ると ま~ 大変・・・「 どう考えても この流れにならないじゃん! 」 「 なんで こんな所にこのハーフオバールが 来る訳? 」 「 これって ・・この部分は ミスじゃないの? 」 って言うように・・・なんと 掲載図の ミスも発見・・・本来あるべきはずの ピコが 無いじゃん! というより 白黒ですから 単に見えないだけかもしれませんけど・・・ って事は、 これは こうなる訳だから・・・と 糸を結んでいると・・・ 「 それにしても あんまり綺麗じゃないよね・・ってことは この結び方じゃない訳で・・・ 」 と 数時間かけて結んだ糸を 切り取って作り直し・・・ 「 これはヴィクトリア時代なんだから、まだ この技法は無いだろうから、じゃあ こうやって見れば 多分・・・ 」 と 何度も何度も結び直し・・・・ なぜこの部分の糸が こんなに綺麗なんだろ・・ という 秘密が ひとつ解明です・・・私の結んだ糸も 同じように綺麗に 結べました・・・ なるほどねェ~・・・でも じゃ ここに なぜ このオバールが 作れるんでしょ・・・ とまあ 次から次へと 美しさの秘密が・・・・ まるで 暗号解読 か 宝探しの地図観ながら 宝を探している感じ・・・「 パイレーツ・オブ・カリビアン 」 の キャプテン・ジャック・スパロー の気分です・・・ そうそう・・ 映画で キャプテン・ジャック・スパロー を演じた、ジョニー・ディップ って男優 ・・私に似てるみたいですねェ~・・ 前に 何人かに言われた事ありますけど・・・ 私の方が イケメンだと思いますけど・・・ イケメン基準は 人それぞれですけど・・あ・・・ この連休は イクメン ですね・・・フゥ・・
画像は やはり マドモアゼル ・エレノア ・ リ―ゴ さんの 1868年の 本 ・・ 147年前の 実物の本です・・昨日のタティングレースの本もそうですが、この本も、とても 150年も 170年も昔の本とは思えないほど、程度の良い状態です・・・タティングレース ではありませんが クロッシェの本で、40ページに渡って 銅版画による作品図 と 作り方の解説が 書かれています。 本の大きさに収まり入らない作品は なんと 折り込んで入っていますので、広げると 作品全体が詳細に解るようになっています・・・表紙の挿絵も 左側には ナポレオン3世、右側には ヴィクトリア時代の アルべトス王女のメダルの肖像画が描かれています・・・これは この本というか このシリーズが 掲載されている内容と技法が 国際的に価値ある物として評価され、その栄誉を讃えて贈られたメダルに描かれている肖像画からの物のようで、内開きには、1851年、 1855年、1862年、 1867年に 受賞したメダルが 描かれています・・・ 当時としては かなり高価な本だったという事でしょうか・・・ ( 今でも とんでもなく高価な本ですけど・・・ ) ・・・掲載作品は「 綺麗 」 というより 「 優雅 」 なデザインです・・ まさに 「 こういうデザインが 優雅 と言うんですよ ・・・ 」 と目の前に 見せられた感じがします・・・クロッシェ ですから タティングレースで そのまま 復元する事は出来ませんけど、このデザインを タティングレースに置き代えて 描き代えてみたいほど 魅力的です・・・
画像にアップした本 は 1850年 ・・ 今から 165年前の タティングレースの本 マドモアゼル・エレノア ・ リ―ゴ さんの 実物です。 15cm X 12cm の大きさで 36ページに 渡り 165年前の タティングレース作品と 解説が書かれています。 リ―ゴさんの 本は その後 世界各国で翻訳され、今もなお、アンティークレースの解説書として 本は販売されていますので、私も リ―ゴさん の作品は 私が持っている 他の本で観た事はありますけど・・この本は 当時の物・・ 165年前の当時の実物で タティングの勉強が出るなんて なんて幸せな事でしょう・・ 今まで観た事のある作品も 数点掲載されていますけど、初めて見る作品も多く、とても 美しい作品ばかりです・・・ 昨日と今日は 東京での 教室でしたが、昨日、有る方から 依頼されて、その方の作られた作品を観て、評価して欲しい・・と 20点近い作品を渡されましたので、宿泊先のホテルで 夜 自分の作品製作をする時間も無くなってしましたけど、1点ずつ コメントを書いていました・・・ 作者との面識はないんですけど、お身体の調子がすぐれず、教室に通う事が出来ないとの事で こうした形での 指導とアドバイスを・・との事でしたが・・・ ご依頼文によると 50年位前に 〇〇先生 と お母様と 当時やっと手に入れた本で タティングレースを学び、 その後独学でタティングされているとの事で、作品自体は 昔 作ったものが今回 持ちこまれました・・・ 作品から かなり ご高齢の女性の様で デザインも 確かに 50年位前の雰囲気・・・技術的な事は さておき、作品を拝見してみると ご本人は 気が付いていない感じがしますけど、ヴィクトリアンタティングの特徴が 現れていてなかなか 興味深いデザイン・・・画像にアップした本にも 同じような技法が書かれてますけど、今一つ ちょっと 掴みきれない部分が 持ち込まれた作品をみると 具体的に どういう風に結んでいるのかが 良く解ります・・・これも 何かの縁でしょうか・・・・とても 綺麗な作品がありました・・・・ これまで観た事のない作品ですから・・ 165年もの間 眠っていた 「 眠れるタティングの 美女 」 を 白馬の王子様の シャトルで 目覚めさせてあげましょうか・・・・ ( 白馬の王子様って・・誰? ・・・ 私 馬に乗った事 なかったですねェ~ ・・・まあ そんな事は よこっちょに 置いときましょう・・・ ヴイクトリアの姫君 が 目覚めればいいんで・・・・ )
様々な事件が 起こっていますけど、30日に配信された 児童虐待事件については 頭を離れません・・・3歳児の次男を3ケ月 冬にも係わらず 上はパジャマだけ下は ズボンも穿かせずオムツだけで ウサギ用のかごの中に監禁、排泄物を減らす為に 食事は2~3日に1回位しか与えず、かごの中では立ちあがる事も出来ないため、いつも体育座りをしていて かごの上からは出られないように重りを載せ、家族や他の兄弟達が食事をしたり テレビを見たりしている リビングにかごを置き、夜中にはうるさいからとタオルを口に巻いて暴行、夫婦は別の部屋で寝て 次男は かごに入れられたまま、リビングに一人放置されていて、挙句の果てに かごごと川に捨てた・・・・なんという事でしょう・・・・ もちろん 夫婦は逮捕されましたけど、・・・どうして こういう事が 起こるのでしょう・・・育児拒否や 家庭内暴力、様々な悲惨な事件がありますけど・・・ 以前 仕事の関係で 有るペットショップで 商品に保険をかけたいからと お店に訪問した際に、その光景に 唖然とした事がありますが、・・・小型のサルが スチール製の クツ箱の様な入れ物の中に 50匹近く入れられていて なんでも 実験用に使うサルとの事・・・ つまりは いろいろな実験の為に・・とは言うものの、結局は飼うのではなく、 殺す目的で輸入販売・・・もちろん 保険では引き受け出来ませんので お断りしましたが・・小さな中に入れられている 沢山のサル・・・犬とか 猫とは違って 小型のサルと言うと、人間の赤ちゃんを連想させ、その姿に 内心 ブルブル震える思いをしましたが・・そういう商売もあるのかと・・・ でも 自分の子供を ろくに動けない状態の 檻の中に しかも 寒い時にろくに服も着せず、食事も与えす・・3歳と言えば 成長期 動き盛り・・ その3カ月は 少年にとって どんなに長い人生だったのでしょうか・・・ 置き去りにされてしまったのなら 保護する事も出来るのでしょうけど・・・ 家族が生活する 家の中で、まるで 動物のように飼うなんて・・・ 逮捕された両親は 刑務所とかに入れられているんでしょうけど・・・ 私は保護司もしている関係で 刑務所や少年院等の施設を観る機会がありますけど、刑務所の特別官房ですら 動き回る広さ、横になって寝る広さはあり、規則正しい生活、食事 運動時間も有る訳で 両親はそういう中で今 更生する為に 生活してるんでしょうけど・・・ 様々な事件を起こして 保護観察処分を受けている人の 更生に向けて支援してる立ち場ですけど・・・こうした事件は・・ 言葉が見つかりません・・・・