takatoriasia

2013年4月、ホーチミンへ移住
2020年6月、ハノイへ移住
 2022年1月、永久帰国

幸いに日本人として生まれて

2013年10月08日 | サイゴン生活

 先日、他の大学の日本語教師であるTさん(60歳)と話をしていた時のこと。Tさんいわく。「日本国民が海外に渡航する際には、渡航国によっても異なるが、ほとんどの国ではビザなしで入国できる。ビザがなくても相手の国が日本人の入国を認めるということは、世界における日本の経済力や貢献度、そして我々の先輩方が世界で信頼を勝ち取ってきたからです」とおっしゃる。

 つまり、我々の先輩方が努力して得た信頼のおかげで、現在の日本人はビザを取らなくても世界中のほどんどの国に入国することができるのです。

 その話を聞いて調べてみたら、日本人がビザなしで入国できるのは、例えばベトナムでは15日以内、アメリカ90日以内、イギリス6ヶ月以内、カナダ6ヶ月以内、オーストラリア3ヶ月以内などとなっています。

 一方、ベトナム人が日本に入国しようとすると、それはそれは大変厳しい審査を通過しなければなりません。ベトナムに限らず、日本は外国人の単純労働を認めていません。国内雇用を守るためです。ベトナム人が日本に1日でも入国する場合は、入国後に不法滞在を防止するために、銀行の預金残高証明書、日本人の身元引受人をつけることなど、大変厳しい制限があります。日本人のように簡単に海外旅行などできないのです。

 そこで、Tさんいわく。「幸いに日本人に生まれてよかったね。でも日本にいるときには、こんなことを感じたことはなかったよ。外国で暮らして初めて、日本のよさ、素晴らしさがわかったよ」

 今日のデザートはベトナムの「チェー」。V大学の正門近くの屋台

いろいろなチェー(甘いぜんざいのようなもの)が並んでいます。

 

 

 注文したのは、さつまいもやバナナをココナッツミルクでからめたもの(6,000ドン)

まだもの足りないので、近くの屋台へ。

注文したのはこれ。もちもちとした食感。黄色く見えるのはさつまいも、右下の点心のようなものの中にもさつまいもが入っている。大根や人参をかけて食べる。10,000ドン

V大学から帰り、夕食は海鮮粥。イカ、エビ、赤貝、あさりが入っている。60,000ドン

 

 

 

 


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日本人女性をひきつけるベトナムの磁力

2013年10月08日 | サイゴン生活

 10月6日付けの日経新聞に、「日本人女性をひきつけるベトナムの磁力」という記事がありました。それによると、ベトナムでは女性は出産後も働き続け、職場に幼児を連れてきても、いやがられるどころか、同僚がかわるがわる面倒を見てくれる。女性にとって働きやすい環境だというもの。

 私の大学の女性教師は昼休み(11:30~13:30の2時間)に自宅に帰る人が多く、自宅で食事、休憩して、また午後働き始めます。子供を保育園に預けている人は、子供を迎えに行くために4時に帰宅します。「女性にとって働きやすい環境」というのは新聞記事のとおりだなと感じます。

 日経新聞の記事

 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM04039_U3A001C1000000/?dg=1

 


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