月曜日から金曜日まではH大学とV大学で授業をしていますので、休みは土曜日と日曜日。土曜日は午前中にベトナム人の英会話のサークルに入って会話の練習をしています。といっても彼らは英語も日本語も同じくらいに大事だと思っていますので、英会話の練習をしているつもりがいつのまにか、日本語の会話の練習になることもしばしば。
土曜日の午後は、国立J大学に行くことが多いです。市内のほとんどの大学では学生証を提示しなければ学内に入ることができません。しかし、このJ大学は学生証がなくても入ることができるので、J大学の学生だけでなく、市内のたくさんの大学生、日本語学校の学生、日本語を勉強している社会人などたくさんの人が来ます。この大学の自習室は、いくつかのグループに分かれていて、英語、日本語、中国語、韓国語などのグループがあります。各グループでは、それぞれ自分の国の言語を相手に教え、相手からも教えてもらいながら勉強しています。
先日、日本語グループによく来られる50代の日本人の女性から伺った話。この方はご主人と二人で来られていて、市内の移動はバイクです。バイクでスーパーなどの駐車場に入れようとするときに、入口は一つしかないのに、たくさんのバイクがその一つの入口を目指して、クラクションを鳴らしながら強引に入っていきます。
その方いわく。「日本では行列ができているときに横から無理やり入り込むなんてしなかったのに、こちらでは周りの人がやるので当たり前のように横入りをしてしまいます。日本に帰ったときに、この習慣がとっさに出てしまわないか心配だわ。」とおっしゃっています。
確かに、他の人に「お先にどうぞ」なんて言っていたら、いつまでたっても「お先に」されて自分の番が回ってきません。文化の違いというか、生活習慣の違いといったほうがいいのか。私も日本に一時帰国する際には、知らず知らずのうちに、他人に違和感を感じられるような行動を取らないように、心の「リハビリ」をしてから帰ろうと思うのでした。
今日はいつものフードコートに来て「Kitchen Japan」という日本料理屋へ。日本料理といっても日本のファミリーレストランと同じようなメニュー。
「デミグラスソースのオムレツ」を注文。デミグラスソースにバターがかなり多く入っているような濃い味。
木曜日にV大学の体育の時間を見学。扇子のようなものを持ってフォーメーションの練習をしています。
写真を撮っていたら、一人の学生がポーズを取ってくれました。日本の扇子とはちょっと違って、扇の形の周りに「ひらひら」が付いています。
今日、YOUTUBEを見ていたら感動した動画がありましたので紹介します。
次は、ベトナムに単身赴任しているお父さんに娘から感動の・・・
私の大学の学生は、ほとんどが地方出身の貧しい学生です。両親は貧しいなか、大変な思いをして学費を工面して子供を大学に進学させています。そうした実情がわかっているのでこの映像を見ると胸にせまるものがあります。