ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

体操グループのウオーキング 平成27年5月の仙石庭園

2015-05-20 21:27:34 | 日記

 私の所属する男性老人ばかりの体操グループ「生現クラブ」は、日頃は高屋町在住のK先生の指導で「操体法」という流儀の体操をしていますが、今日は年に一度のウオーキングでした。なお、walkingという言葉は、「ウォーキング」と書かれることもあったけど、今では「ウオーキング」と書くのが一般的のようで、私のようにタイピング能力の低い輩は助かります。

  何しろ「体操グループ」ですから、西高屋地域センターに集合して準備体操をしたのち、正しいウオーキング姿勢などの指導を受けてから、さあ、目的地の仙石庭園を目指して出発です。

 高屋町内にある仙石庭園については、3月8日の記事のほか、このblogにおいても何度も取り上げてきましたが、東広島市在住の山名さんという病院オーナーの方が個人で開園している石庭で、全国的にも類をみない美しく大規模な石庭です。全国の銘石・奇石・組石を回廊しつつ鑑賞でき、全体として庭園形式をとっています。岩石の種類や量の多さは他に類を見ません。

(庭園全容:ホームページhttp://senseki.org/about/index.html 「石の都、仙石庭園へようこそ」)

 (これは、私が作った最新の園内マップです)

 説明の趣旨は、概ね次のとおりです。

〇  庭園の広さは、6,600坪=22,000㎡=2.2haある。

 広島県の向原石(高田流紋岩=流紋岩質溶結凝灰岩)、砂谷石(弱い熱変成を受けた玄武岩)、羅漢石(熱変成かんらん岩)、加計滝山川石(花崗岩)、三和石(向原石と同じ)、大和石(花崗岩)の他に、全国各地から北海道日高山地(高温低圧の広域変成帯)の石、鳥海山の石(玄武岩)、山波石(低温高圧の広域変成帯 山波川変成帯)、四国の石(山波川変成帯・高温低圧の領家変成帯)、大分県の石(山波川変成帯)などを集めている。

 昨年11月から着手し、7月頃に躯体が完成する予定の管理・展示館は、巨大杉を使っているが、これは2011年に新見市哲西町日尾山上神代八幡神社の御神木6本を伐採したものである。倒れると付近民家に危険があると言われ各方面に伐倒を依頼するも、樹高34m・胸高直径1.6mの巨木で内部が空洞になっていることが懸念されて、引き受け手がなかったのを、苑主の関係者が搬出路を整え、真砂土、古畳を敷くなどの苦労をして伐倒した。2ヶ月かけて厚さ5cmの樹皮を剥いで磨き、3年間自然乾燥させ、1年2ヵ月かけて手作業で刻んだものである。材木下部の太い部分は厚板や角材に加工して用いた。

〇  4月に据えられたばかりの3体の赤石(紅廉石片岩に近い石、巨岩には糸掛け文様が見える)の巨岩と、建物と道を挟んで大きくて美しい紅廉石片岩の巨大テーブルセットが置かれている。

〇    巨大テーブルセットの奥には、これも4月に造成されたばかりであるが、スダジイ巨木付近の砂谷石巨岩石組みと搦手門がほぼ完成している。

 


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