2012/06/24 J2 第21節 18:03KO 会場:ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:8,436人 | ||||
横浜FC | 1 | 1-0 | 1 | アビスパ福岡 |
0-1 | ||||
得点者 カイオ(PK) | 時間 24分 74分 | 得点者 高橋 泰 |
created by :TextMatchReport :more_info
久しぶりに三ツ沢の座席に腰を下ろしての観戦。
この日は割引チケットなどの配布が功を奏して8,400人以上入る大入りの試合だった。
ゴールネットも横浜FCチームカラー版に変えるなどの力のいれよう。
両者、パス交換からサイドをえぐっていくスタイルは変わらないものの
守備の頑張りと局所面での崩し方は横浜の方よい印象。
野崎、阿部、カイオ、大久保らはホントよく走り回っていた。
福岡は最終ラインからのビルドアップに難があったが横浜FCが相手のミスから得たチャンスを
決めきれないため助かっていた。組み立てでは31分の坂田に出したスルーパスなど
裏を狙うスタイルは福岡の方が洗練されていて、試合内容としてもスコア同様お会い子といった所。
前半はあれがPKか?というようなPA内のファウルとも言えないようなチャージで笛がなり
横浜としてはラッキーなPKをカイオが決め先制。42分の大久保のチャンスは前述の通り決めきれず。
この日の大久保はFWとしては残念ながらNot his dayだった。
前半でペ・スンジンが負傷交代してしまい八角がDFに入りバランスが崩れ失点の原因となったなどの
指摘もあるけど、その分をシュナ潤の飛び出しやビッグセーブで抑えていたと思う。
横浜FCの失点場面もそれまでしっかりと忠実に守っていた中で一瞬の隙を突かれた格好。
福岡は途中交代してしまった成岡よりも8番鈴木 惇の方が気になる存在だった。
心理的には嫌な流れでの失点であったが失点後も慌てて崩れるということもなく、八角を下げたことによる
DF間のギャップを突かれたピンチはあったけどカバーもよく出来ていたし良かったのではと。
練習方法が狭いコートでのパスゲームにこだわっているというけど、それが実を結びつつある様子。
横浜FCの試合で局面局面のパスワークや個人技で驚けるのは大分戦でも同じことを感じたけど
開幕時に比べたら、同じチームとは思えないほどの試合内容になっている。
監督のコメントを見ると勝負球という言葉が何度か出てるけど、横浜FCで勝負球(きわどい勝負パス)が
かなりの高頻度で出てくること自体に感動を覚えた。結果ミスで終わったりするのでサポーターに
とってはがっかりするかも知れないけど、実際にやってる人から見たら、あの前向きなミスはいい勉強に
なるのではと思う。
つか、横浜FCのサッカーがサッカーマンにとってお手本になるサッカーに近づきつつあることに
何度も繰り返しているが驚く。
でも、相手に合わせ過ぎてしまうのかJ2特有のピタっと時が止まったように動きの無い時間帯が
両者にあるのも確か。その隙というか間を使って自分達のリズムを作れるようになっていけば
昇格も視野に入れたさらに一段高いレベルになれるのかも知れない。
・・・と、ち~と普通の観戦記っぽく書いてみたけど、まあ、次だ次。
町田戦は相手の順位とか気にせず驕らずガッツリとリベンジしていきやしょう。
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます