From mitsuzawa northeast

横浜FCと横須賀・神奈川のローカルフットボールシーンを気ままに応援する日記。時々故郷・静岡県東部のフットボールなども。

天皇杯決勝戦 ガンバ大阪 vs 柏レイソル

2013-01-06 | 天皇杯
2013/01/01 天皇杯
第92回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 決勝戦
14:05KO(90分ハーフ)
会場:国立霞ヶ丘競技場(東京都新宿区)
観衆:46,480人
ガンバ大阪00-11柏レイソル
0-0
得点者時間
35分
得点者
渡部 博文


ガンバ大阪 スタメン 4-5-1

       9レアンドロ

  14倉田  7遠藤  10二川

     15今野  17明神

4藤春  13岩下  5丹羽  21加地

        22武田

ガンバ大阪 選手交代

55分 14倉田 → 41家長
69分 10二川 →  8佐々木
85分  5丹羽 → 23武井

ガンバ大阪 警告・退場

71分 41家長(警告・反スポ)

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柏レイソル スタメン 4-5-1

             8澤

15ジョルジ・ワグネル  29水野  10レアンドロ・ドミンゲス

        7大谷   20茨田

22橋本  23渡部    5増嶋   6那須
 
           22菅野

柏レイソル 選手交代

32分 29水野 → 18田中
66分  7大谷 → 28栗澤

柏レイソル 警告・退場

63分    7大谷(警告・ラフ)
87分   15ジョルジ・ワグネル(警告・遅延)
90+4分 22菅野(警告・遅延)

公式記録(PDF)
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2013年最初の観戦はご覧の美しい天然芝のピッチの「国立」から。
この見慣れた「元日国立」の風景も新国立の工事が2014年夏から始まるため
しっかり目に焼き付けておかないといけませんね。来年も好天に恵まれるとは限りませんし。
バックスタンド側は陽射しもあって意外にも暖かく、重ね着していると少し汗ばむほどに。

 
レイソルゴール裏の今回のコレオは黒字のKASHIWAからASIAの部分を赤字に反転させるユニークな発想。
試合が始まる直前にはいわゆる「裸族」な方々がスタンドの1ブロックを丸々占有する気合いの入りぶり。

両者のスタメンは互いに1トップの4-5-1ながらガンバはCB中澤が怪我で欠場して丹羽が入り、
レイソルはレアンドロ・ドミンゲスが出停から戻ってくるも工藤が出停で欠く布陣。

試合は立ち上がりはガンバペース。
レイソルは水野をトップ下に置く形だが実際は澤と縦の関係の2トップであり
ガンバのパスの出し所となる今野、明神を見る守備の入り方だったが
ガンバ・トップ下の遠藤がボランチの位置まで自由に下がって顔を出すため
トップ下の水野のチェックだけではあまり前線の守備が機能しない。もっともレイソルのDFラインは
強固に整っているため全体として最終局面では崩されることはない形に。

対するガンバは今野、明神からボールを出させるよりかはサイドからの
ショートパスの組み立てとセットプレーで攻める流れでリズムを作る。
ここでも決定的なパスのコンダクターは遠藤で倉田、二川が技術で中に切れ込む形ということになる。
来季はこんなパス&ドリブル・サッカーを展開するチームがJ2に降りてくるのだというから恐ろしい。

22分の遠藤のFKはバー上で決定機にはならなかったが、26分のスローインから
倉田がドリブルで切れ込んでPA内に侵入した二川にパス、二川がレイソル渡部の
チェックを交わしてシュートしたが、ここは菅野の落ち着いたセーブに阻まれゴールならず。
このガンバのドリブルの名手2人と菅野の好セーブは流れ的にはこの試合最大のハイライトとなる。

この流れを拙く見たレイソルは32分に水野から田中に選手交代。
直後の35分にレイソルはセットプレーから渡部がヘッドで先制。
この時不思議だったのが丹羽が渡部に振り切られたことも問題だが
ハイボールにジャンプし空振ったのが遠藤だけだったということ。
オイラはセットプレーのマークの仕方に関しては造詣が深くないが
なんでMFの遠藤だけがハイボールの対処に向うのかよく判らなかった。
偶々そうなっただけなのだろうか。

その直後の36分はガンバがCKから丹羽がフリーでシュートを放つも枠を大きく外してしまう。
39分にはレイソル・澤のポストプレーから大谷の勢いあるミドル、守備でも倉田、二川、遠藤の連携を
ボランチ、SB、CBが連携して良く断つシーンが目立ちレイソルペースで折り返し。

後半はガンバは藤春、レイソルは橋本の両左SBが攻撃に絡むようになってくるが
レアンドロや澤などが決め切れずもどかしい展開に。
ガンバは家長、佐々木を投入するも展開がどんどん小さくなっていくように見えた。
さらには展開スピードもアップはしないし、ゴール前でもシュートよりもパスを
選択するからテクニックはあっても流れ的には守る側にとって脅威度が減じてしまう。
レイソル側にとっては集中して守っていれば相手が勝手にゴールから遠ざかってくれるから
ガンバの攻撃は結果的にそれほど怖くなかったのではと思えてくるほど。



終盤になるとレイソルはジョルジ・ワグネルが守備要員になって5-2-3のような
形になりギアチェンジの無いガンバの攻撃をシャットアウト。
結局1-0のままレイソルが逃げ切って37年ぶりの天皇杯覇者に。

試合後は新幹線に乗って再び家族の待つ静岡の実家へ帰省。
こうして今年最初の観戦は少々慌しく消化したのでした。

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