Ｊ１ 第９節 清水ｖｓ大宮戦 ⑤

試合はチョ・ジェジンの２ゴールで清水がホーム２連勝を挙げた。清水からすれば、この日はまさにジェジン様様とといったところだろう。守りは大宮ＦＷクリスティアン対策（？）が功を奏した格好なのだろうか。それにしても清水チーム最年長・澤登の試合を読む力、個人のスキルはベテランとなった今でも十分目を見張るものがある。さすがは静岡東部が生んだ清水の１０番である。ほかにも大宮ＦＷクリスティアンのペナルティエリア内でのシュートモーションに移行する前のリズムを変えるテクニックにも唸らせるものがあったが乱暴な行為で退場になったのは痛い。

なお、画像はこの試合がＪデビュー戦となった岩下敬輔選手。高校選手権決勝以来、久々に見たが伊東輝が負傷退場したあとのボランチの役割を堂々とこなしていた。デビュー戦としては及第点の出来ではなかろうか。

今年は名古屋の本田、広島の前田、清水の岩下とルーキーでありながら堂々としたプレー振りが光る選手が多い。薄々感じてはいたけど、今年はルーキーの当たり年なのかも知れない。