
2010 KSL2B 5/11節 2010.07.18(Sun) 13:30KO 会場:星槎湘南スタジアム (大磯町) 観衆:20人(目測) | ||||
日立小田原 | 3 | 1-3 | 4 | 横須賀シーガルズFC |
2-1 | ||||
得点者 25番 14番 10番 | 時間 14分 32分 38分 39分 67分 70分 83分 | 得点者 8安島丈司 10谷本浩志 13三屋 13三屋 |
created by :TextMatchReport :more_info
日立小田原・スタメン 4-4-2
25 9
18 14
32 10
6 13 3 15
24
日立小田原・選手交代
55分 15 → 19
78分 18 → 26
46分 13 → 4
日立小田原・警告
19分 18番
=====================================

横須賀シーガルズFC・スタメン 3-5-2
8安島丈司 13三屋
10谷本浩志
3佐川憲司 24三河大祐
29水谷一歩 25由井義仲
7石田弘行 26猪飼智暁 17小川崇
30児玉一史
SUB:14岡崎真
シーガルズ選手交代
63分 7石田弘行 → 14岡崎真
シーガルズ警告
53分 水谷×1(ラフ)

試合中(前半)
梅雨明け宣言の翌日となった18日の昼下がり。
酷暑の星槎湘南スタジアム。
ピッチの中も外も容赦ない強い陽射しが降り注ぐなか
日立小田原との2年越しのリベンジマッチが13時30分定刻通りに始まった。
この日の試合でシーガルズが集まれた選手は12名。
前日まで確定と思われた選手が来れなくなったり
また逆に来れない予定のところを、遣り繰りして来て
いただいた選手もいたことだろう。
そんな苦しい台所事情ながらも来た選手も来れなかった選手も、
この1戦のために尽くしていただいた努力にまず敬意を払いたい。
相手は昨年1シーズン県1部で戦っていた日立小田原。
その名の通り小田原市内にある日立GSTグラウンドを
ホームグラウンドとして活動しているチーム。
一見、実業団チームのように聞こえるが日立の社員以外も
選手登録されているとのこと。なお、神奈川県社会人リーグ
1部、2部になると純粋な企業チームは殆どなく、大半が
クラブチームが占めている。2010シーズンの2部以上の
チームで社員チームであるのは2部Aブロックの味の素FC
だけである。(この段はKSL公式プログラムを参照)

試合は6分、ボールキープで勝ったシーガルズが何本かパスを繋いで
最後はボランチ水谷がミドル!しかし、これはポストを叩く!!
こぼれ球を三屋が詰めたが、これはふかしてしまった。
最初のビッグチャンスだっただけに、ここは決めておきたかったが・・・。
先制は日立小田原。14分、シーガルズがチャンスを決め切れない内に
日立小田原の方に流れが傾きかけ、シーガルズDF小川とGK児玉が
バックパスの処理に付く隙を突かれ日立小田原25番にボールを
かっさわれゴールを奪われた。
日立小田原は前線のチェックでボールを奪うと素早くサイド攻撃へ展開する。
さすが元1部と思わせたのはチェックに突っかける動きと奪った後の
攻撃の速さで、この酷暑でよくそこまで走れるなと驚かされた。
だがシーガルズも負けてはいない。失点から5分後の19分。
小川のパスを受けた安島が見事なループシュートを決めて1-1の同点に!!
まだ1点の精神的ダメージが重くならない内に同点になれて非常に良かった。
特にこんな暑い日の試合にはなおさらのこと。
その後は一進一退の攻防となったが30分過ぎから日立小田原の出足も鈍って
きてシーガルズのペースに。
38分、右サイドをドリブルで上がった小川がポジションチェンジして右の
前線に流れた佐川にパス。佐川が小川に戻して小川が中央フリーの谷本に
パスを出すと谷本がゴール左へ豪快なミドルを突き刺し逆転!!!
このゴールに喜んでノートに記録しようと目線を下げていた間に試合再開。
すると三屋が動揺?する日立小田原DFにチェックからボールを奪って独走態勢。
オイラが顔を上げた時はシュート直前でありました(笑)1-3!!
まさか前半でこうも点差が開くのかと。前半はこのまま折り返し。
後半も両者メンバー交代なしで開始。後半はちょいと箇条書きで。
53分、水谷が警告(ラフ)。
55分、日立小田原15番が負傷。19番と交代。
56分谷本のスルーパスを受けた三屋がGKとの1対1を決めきれず。惜しい!
63分、シーガルズ石田に代え岡崎投入。お疲れ石田!!
67分、シーガルズのカウンターから三屋の2点目!1-4!!アシストは岡崎。
この後、三屋が脚を軽く負傷して治療のためピッチ外にいる間に日立小田原が
主導権を握りだし70分、速攻から日立小田原14番がゴールし2-4。
シーガルズベンチからは「このまま逃げ切ろうとするなよ!」と檄が飛ぶも
日立小田原の最後まで諦めないプレッシャーから徐々に中盤が作れなくなり
ラインの裏を取られてピンチを招くように。
83分にはまたもや速攻から3点目を決められ3-4と1点差まで詰め寄られて
しまった。
堪らずここでチャント発動。
横須賀の男なら
気持ちを見せて闘え
ここでチームを鼓舞しなかったら何時誰がやる?
アディショナルも含めた10分弱。酷暑の中でのプレーで
気持ちが切れかけそうになる場面での最後の一押し。
夏場の試合で何度かある長く、苦しく感じる時間帯。
この間はチームとサポーター、どちらも苦しかったけど
やるべきことのベクトルが今年初めて合った時間だったと思う。
2010 神奈川県2部B 5節 日立小田原 vs横須賀シーガルズFC
そんな苦しい時間帯の中から、今回はシーガルズのゴールマウスを守るGK児玉の
ある1シーンを。
ホントはもっと危ない状況からのビッグセーブもあったけど、その時は撮影どころ
じゃなかったので、雰囲気だけでも。
終了間際のビッグセーブはホントカッコ良かったぞ!!

相手はアディショナルタイムでも選手交代の駒を使ってきて諦めない姿勢を
見せていたが、シーガルズは何とか流れを切って凌ぎきり、終了のホイッスル!!
その瞬間、チームにやっと安堵の笑顔が。
決してカッコいい試合ではなかったけど、このキツイ環境の中、選手は本当に
よくやりきったと思う。

これでシーガルズは前半戦5試合消化して4勝1敗の勝ち点12。
折り返し時点で勝ち点を2ケタに乗せられたことは、かなりデカイですよと。
で、今週に限って言えば暫定首位。
しかし、県リーグ2部は残り6試合。540分も残っている。
喜ぶのはまだ早い。
今まで何度あと1歩という所で悔し涙を飲んだことか。
それを思い出し、この夏を乗り切って行きましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます