石川扶氏、谷口浩嗣氏、引退試合

年の瀬も迫ってきた１２月２８日・横須賀リーフスタジアム
この日は横須賀シーガルズＦＣのクラブ全体となる蹴り納めの日。

午前中はジュニア～ジュニアユースの蹴り納め、
午後からはＴＯＰチームによる、石川扶氏（元ＦＣ刈谷、松本山雅ＦＣ等・石川兄弟の三男）と
柏レイソル・谷口博之選手の実兄で元プロキックボクシング選手の谷口浩嗣（ひろつぐ）氏の
合同引退試合が和やかな雰囲気で行われました。


会場のリーフスタジアムは風も少なく穏やかな冬晴れ。
前回告知したものの、年末ということもあって関係者以外の来場者は
果たして来ていただけるだろうかと思う所があったのですが
スタンドには関東在住の松本山雅ＦＣやＦＣ刈谷時代のサポーターの方が何名か来場してらっしゃいました。

　
引退試合の前に先立ち行われたゲームは
横須賀シーガルズＦＣ・Ｏ－３０対－４０の１５分ハーフの下剋上ミニマッチ。
ビブス有がＯ－３０、ビブス無しがＯ－４０です。ピッチはハーフコートを使用。
結果は前半０－１、後半０－２でＯ－４０チームの勝利
後輩の皆さんが先輩方に華を持たせた・・・というところかも

　
ミニゲームの後は、この日のメインイベント・石川扶氏＆谷口浩嗣氏の引退試合。
カメラマン氏、物凄く身体の柔らかい態勢での撮影に一同大笑い。
扶氏は母校・逗葉高校ＯＢチームの一員として
谷口浩嗣氏は横須賀シーガルズＦＣの一員としてプレーです。
さらに今回は谷口浩嗣氏の実弟・柏レイソル谷口博之選手がシーガルズの一員としてプレー。
背番号は浩嗣氏が７番、博之選手が２９番です。試合は前後半４０分ハーフで開始です。

　
逗葉高校ＯＢ（左）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　横須賀シーガルズＦＣ（右）

石川扶氏・谷口浩嗣氏　引退試合（前半）


試合は逗葉高校ＯＢのペース。シーガルズは２９番・谷口博之選手の決定的シュートを放つが惜しくもポスト。
前半１０分に逗葉高校ＯＢが先制点をゲット。
扶氏も安定したキャッチングとパントキック等を披露。特にキックの正確性は流石でした。
前半は逗葉高校ＯＢが１－０のリードで折り返し。

　
ハーフタイムは両チーム、ピッチ上でまったり休憩と思いきや・・・

石川扶氏、谷口浩嗣氏、引退セレモニー

なんとハーフタイム中に扶、浩嗣両氏の引退セレモニーが開催。
普通は試合終了後に行われるものですが、前代未聞の進行に（笑）
石川扶氏、谷口浩嗣氏は花束贈呈後、谷口浩嗣氏にはタイ・有名キックボクシング選手の
ボクサーパンツをプレゼント、そして谷口博之選手から石川扶氏に柏ユニのプレゼント。
石川直宏選手（この日は欠場）から谷口浩嗣氏にFC東京ユニのプレゼント。
ちょっと何が何だかなシャッフルプレゼントになりましたが、
両氏とも笑顔なセレモニーで良かったです

そして試合は後半へ。
後半は扶氏がＧＫからＦＰへコンバート。
ＦＰでプレーする扶氏の姿を見るのは０９年のかながわクラブ交流戦以来ですね。
このサプライズには山雅サポの女性サポさん達は大喜び。
さらに後半からは４級審判資格を持つシーガルズサポーターｙさんが副審としてピッチに投入されるサプライズも。


浩嗣氏は途中からプレゼントされた石川ナオユニ＆ボクサーパンツ姿でピッチに再入場。
引退試合ならではのサプライズ尽くしな展開にピッチもスタンドも大盛り上がり。

石川扶氏、谷口浩嗣　引退試合（後半）

試合は後半２０分にシーガルズがＰＫをゲット。
ＰＫキッカーはもちろん浩嗣氏。対するＧＫは扶氏とお約束な展開。
浩嗣氏はＰＫを落ち着いて決めて１－１に。
悔しかった扶氏はその直後の同２２分に左クロスを押し込んで１点を返すと
同２４分には逗葉高校ＯＢ１０番さんがゴール。
さらに同２６分には扶氏が左から右足を豪快に振りぬいて自身２点目をゲット
２点目の方が会心のゴールだったのですが動画は取り損ねてしまいました。どうもスミマセン

というわけで、試合は４－１で逗葉高校ＯＢ（チーム・タスク）の勝利で終了。
シーガルズはちょっと手加減（？）というより、逗葉ＯＢの皆さんの強さが光る試合でした。
なお、この逗葉ＯＢさんのユニは、この引退試合のために作られたという特注品なんだそうです。

（おまけ）

引退試合の後にはシーガルズ関係者（ビブス有）ｖｓシーガルズ外関係者（ビブス無し）による
２次会（チーム忘年会）代金１人１０００円アップを賭けた１５分ハーフのミニゲームが開催
この試合は引退試合で副審を務めたｙさんが主審に抜擢。


引退試合後ミニゲームＰＫ戦
ビブス無　○×○○××　３
ビブス有　×○○×○○　４

試合は２－２の同点でＰＫ戦へ。
後半出場の扶氏は５番手でＰＫ失敗（笑）ＰＫ戦は３－４でシーガルズ関係者チームの勝利。
ｙさん、落ち着いたジャッジでの試合進行ありがとうございました。

最後に、改めて石川扶、谷口浩嗣両氏様、それぞれ歩んだ道は違えども
これまでのアスリート生活、本当にお疲れ様でした。
両氏のこれからの第２の人生のご活躍を心より祈念いたします。
そしてこのような素敵な引退試合を企画した横須賀シーガルズ・逗葉高校ＯＢ関係者の皆さん
本当にありがとうございました。皆様、よいお年を。

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