上記画像は会場で一番目に付いたデンマーク代表の
カッコイイ垂れ幕。無料配布された立派な公式プログラムには
「アスリートと認められているプレーヤーたち」と紹介されている。
3位決定戦が終わってインフィニティの方たちは
ボランティアとして、自分たちの持ち場へ散っていった。
繰り返すけど、応援もしてボランティアまでこなす彼らの姿は
本当に頭が下がる思いだ。
前編では触れなかったけど、日本戦2連戦のとき知り合った
東京ガス時代からのFC東京ファンの方と引き続き
決勝を見ることにした。見ず知らずの方だったけど、お互いの
観戦歴を紹介するうちに意気投合。こういうファンの出会い方も
ワールドカップならではかと。
普段のJの試合じゃ、まずありえないですから。
Kさん、お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
決勝はフランス×アメリカ
これがまたレベルの高い試合でした。
フランスが個人のスキルが高いことは日本戦で分かっていたけど
アメリカもまた、これまたかなり技術の高いチーム。
どこがどう違うかというと、特にボールタッチ。
パワーチェア(電動車椅子)同士でボールを奪い合うとき
無理にチェアの力で無理押しするのではなく一度自ら引いて
こぼれた所を巧くコントロールする術を彼らはよく心得ていた。
もう何かチェアじゃなくて人馬一体のような選手の操作技術には
見てるコチラが舌を巻くほどだったし。
まさに、これぞワールドクラスという感じ。
日本×フランスを見ても感じたけど、どうもフランスは
チェア自体の馬力というか初速が速いような印象を受けた。
この競技のルールではチェアは最高速度とフットガード
(チェアのバンパー部)の大まかな規定をクリアしていれば
モーターやバッテリーなど、どんな改造をしてもいいのだろうか。
日本のチェアはまだ初速が出ない点で苦労しているようだった
けれど、これは今後新たなルールが出来るか各国の技術的進歩や
チェアの改造法で補っていくのか注目されるところだ。
試合は終始フランスペースで進み前半1点を先制、アメリカも
フランスの守備の乱れを突いた後半に同点に追いつく。
同点で迎えた延長戦も両者互いに譲らずPK戦へ。
PKはアメリカが全員成功するもフランスは1人が外してしまい
6-5でアメリカが初代FIPFAワールドカップ優勝国に輝いた。
でも、本音を言えばもっともっと長く見たいと思うほど
ハイレベルかつスピーディな白熱した試合だった。
フランスは内容でアメリカに勝っていただけに悔しさもひとしお
だったに違いない。
試合後、アメリカ陣営はスタッフや選手家族と思われる方たちが
喜びを爆発させていた。というか、ここまで激しく号泣して喜ぶ
アメリカ人を生で見たのはこれが初めてかもしれない。
彼らの号泣振りを見るだけでも、単なる1観客にすぎないオイラにも
それまでの彼らの苦労が伺えるような感じがした。
表彰式は翌日ということだったので試合後の余韻に浸るには
いささか間があるように感じたので、帰り際に「USA!」コールを
送ってみた。
下手なコールだったけど彼らの耳に届いたようで、お返しに
「アリガトー!」と日本語で返ってきた。
やっぱり第1回大会優勝チームだしね。日本ばかり応援したんじゃ
他の国の選手達にも悪いし。これもワールドカップだから可能な
ことだということで。ちょっぴり2002W杯の頃のような
友好気分を味わうことができた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こうして第1回FIPFAワールドカップは関係者の予想以上の
盛り上がりを見せ幕を下ろした。
後日見た、サッカーダイジェスト誌やNHK教育「福祉ネットワーク」
によると、まだまだ課題も多いとのことであるが、電動車椅子サッカー
というスポーツが様々な媒体で認知されたことは大きな財産になったに
違いない。
オイラも、飛び入り応援という形ではあったが、記念すべき第1回大会に
微力ながらも貢献できて本当に良かった。
大会関係者、選手、インフィニティをはじめとする運営ボランティアの皆さん、
本当にお疲れ様でした。
またいつか、機会があれば電動車椅子サッカー・・・
もとい、パワーチェアフットボールの試合に足を運んでみたいと思います。
カッコイイ垂れ幕。無料配布された立派な公式プログラムには
「アスリートと認められているプレーヤーたち」と紹介されている。
3位決定戦が終わってインフィニティの方たちは
ボランティアとして、自分たちの持ち場へ散っていった。
繰り返すけど、応援もしてボランティアまでこなす彼らの姿は
本当に頭が下がる思いだ。
前編では触れなかったけど、日本戦2連戦のとき知り合った
東京ガス時代からのFC東京ファンの方と引き続き
決勝を見ることにした。見ず知らずの方だったけど、お互いの
観戦歴を紹介するうちに意気投合。こういうファンの出会い方も
ワールドカップならではかと。
普段のJの試合じゃ、まずありえないですから。
Kさん、お付き合いしていただき、本当にありがとうございます。
決勝はフランス×アメリカ
これがまたレベルの高い試合でした。
フランスが個人のスキルが高いことは日本戦で分かっていたけど
アメリカもまた、これまたかなり技術の高いチーム。
どこがどう違うかというと、特にボールタッチ。
パワーチェア(電動車椅子)同士でボールを奪い合うとき
無理にチェアの力で無理押しするのではなく一度自ら引いて
こぼれた所を巧くコントロールする術を彼らはよく心得ていた。
もう何かチェアじゃなくて人馬一体のような選手の操作技術には
見てるコチラが舌を巻くほどだったし。
まさに、これぞワールドクラスという感じ。
日本×フランスを見ても感じたけど、どうもフランスは
チェア自体の馬力というか初速が速いような印象を受けた。
この競技のルールではチェアは最高速度とフットガード
(チェアのバンパー部)の大まかな規定をクリアしていれば
モーターやバッテリーなど、どんな改造をしてもいいのだろうか。
日本のチェアはまだ初速が出ない点で苦労しているようだった
けれど、これは今後新たなルールが出来るか各国の技術的進歩や
チェアの改造法で補っていくのか注目されるところだ。
試合は終始フランスペースで進み前半1点を先制、アメリカも
フランスの守備の乱れを突いた後半に同点に追いつく。
同点で迎えた延長戦も両者互いに譲らずPK戦へ。
PKはアメリカが全員成功するもフランスは1人が外してしまい
6-5でアメリカが初代FIPFAワールドカップ優勝国に輝いた。
でも、本音を言えばもっともっと長く見たいと思うほど
ハイレベルかつスピーディな白熱した試合だった。
フランスは内容でアメリカに勝っていただけに悔しさもひとしお
だったに違いない。
試合後、アメリカ陣営はスタッフや選手家族と思われる方たちが
喜びを爆発させていた。というか、ここまで激しく号泣して喜ぶ
アメリカ人を生で見たのはこれが初めてかもしれない。
彼らの号泣振りを見るだけでも、単なる1観客にすぎないオイラにも
それまでの彼らの苦労が伺えるような感じがした。
表彰式は翌日ということだったので試合後の余韻に浸るには
いささか間があるように感じたので、帰り際に「USA!」コールを
送ってみた。
下手なコールだったけど彼らの耳に届いたようで、お返しに
「アリガトー!」と日本語で返ってきた。
やっぱり第1回大会優勝チームだしね。日本ばかり応援したんじゃ
他の国の選手達にも悪いし。これもワールドカップだから可能な
ことだということで。ちょっぴり2002W杯の頃のような
友好気分を味わうことができた。
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こうして第1回FIPFAワールドカップは関係者の予想以上の
盛り上がりを見せ幕を下ろした。
後日見た、サッカーダイジェスト誌やNHK教育「福祉ネットワーク」
によると、まだまだ課題も多いとのことであるが、電動車椅子サッカー
というスポーツが様々な媒体で認知されたことは大きな財産になったに
違いない。
オイラも、飛び入り応援という形ではあったが、記念すべき第1回大会に
微力ながらも貢献できて本当に良かった。
大会関係者、選手、インフィニティをはじめとする運営ボランティアの皆さん、
本当にお疲れ様でした。
またいつか、機会があれば電動車椅子サッカー・・・
もとい、パワーチェアフットボールの試合に足を運んでみたいと思います。
やっぱ海外製は馬力が違うのか?
( ̄ー ̄)ニヤリ
あとボールの大きさも国内仕様よりも小さいものを使用してたし。
http://web-jpfa.jp/wc/rule/
さらに試合前にはスピードチェックもやってましたよと。
時速6kmだと、あのスピード感と迫力は出せなかったと思う。ただ、速度が増せば当然接触シーンにかかる選手の身体への負担は増えそうだなと。一瞬ヒヤリとするシーンもチラホラ見かけたんで。