2007 J1 第26節 2007.09.23(Sun) 14:00KO 会場:味の素スタジアム 観衆:30,363人 | ||||
FC東京 | 2 | 2-0 | 0 | 清水エスパルス |
0-0 | ||||
得点者 オウンゴール 赤嶺 真吾 | 時間 31分 32分 | 得点者 |
created by :TextMatchReport :more_info
味スタ・アウェー2階席の端で友人とマターリ観戦。
序盤、清水が試合を支配し何度も東京側の中盤を制圧する。
この辺りの清水のパスワークの組立ては『さすがJ1』と
見るものを唸らせるものがあった。
パスサッカーを標榜する昨日見た某J1チームの試合とは
完成度が雲泥の差は明らか。金を払って試合を『鑑賞する』には
この前半立ち上がりだけでも十分にお釣りが来るってもんだ。
矢島が決定的チャンスを逃したシーンがあっても清水の得点は
時間の問題のように思えた。
FC東京は、最終ラインで清水の攻撃を食い止めるものの、攻撃に
関しては前節同様あまり意図の見られない単発攻撃か、この日好調
だった石川の好クロスに誰も合わせられないシーンが続いていたが、
清水の速いサッカーに体が慣れてきているようにも見えた。
この相手に合わせるのが上手いのか否か意図的にやれているのか
謎の部分が今年の東京の訳の分からなさ度合いを深めているように
思える。要は好不調の波が激しいわけなんだけど。
しかし31分、石川の労を惜しまない上下動が実ったのか
この日何度目かの縦への突破、彼の放ったクロスが清水DF高木の
頭を掠めてオウンゴール。清水からすれば事故のような失点だった
かもしれない。
ただもっと誤算だったのは切り替えようとした矢先に実は狙っていた
らしい福西の突進から赤嶺のゴール。この時は清水守備陣も一瞬マーク
を躊躇した部分もあったが、福西と赤嶺の判断の速さは、まさに
J1クラスといえるものだったと褒めるしかないな、やっぱり。
その後、清水は後半、市川から戸田、藤本から枝村へ交代を図り
戸田などは何度も突破をしかけるもののラストパスの精度に欠けたり
東京守備陣のマークが厳しくなっていったこともありチーム全体の
プレーが僅かであるが雑になってくる。
それでも昨日の試合を見たあとでは、あれでもまだオイラ的には
許容範囲じゃないかと思ったりするのですがw
ま、そこを許さないのが、やっぱりJ1なんですね、ええ。
終盤は西澤を投入するものの、後半からあまり左右に流れて
チャンスメークをしなくなったフェルナンジーニョの影響か
攻めているけど怖さのなくなった清水の拙攻と東京の粘り強い守備
によって、結局スコアは2-0のまま東京の逃げ切り勝ち。
なんでも東京はこの3ヶ月間味スタで勝ってなかったらしい。
だからあんなに、あちらのサポは喜んでいたのかと。
試合後の挨拶では清水のサポ席は1階はブーイング、2階は
拍手という奇妙な光景を見た。2階の人々は内容では勝っていたのに
負けた気がしないと感じたのだろうか。その辺はよく分からない。
さらに勝った東京のMOMは、なんと茂庭。
オイラならオウンゴールから始まる東京の得点のきっかけを
作った石川がMOMなんだけどな。横須賀出身という贔屓目抜きで。
東京も守備は頑張ってたけど、清水の拙攻に助けられていた部分が
大きいと思ったのだが。
この辺もよく分からない。
でも、そんな両チームに負けたから余計に悔しいわけなのだが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます