アブラナ科、Brassicaceae、ナズナ属、1年草、
学名:Capsella bursa-pastoris、
和名:ナズナ(薺)、別名:ペンペングサ(ぺんぺん草)、シャミセングサ(三味線草)、
英名:Shepherd’s Purse、葡名:Capsella、Bolsa-de-pastor、
2018 年 1 月 24 日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
カプセラ・ブルサ・パストリス Capsella bursa-pastoris の花。高さは 20 - 40 cm。
花期は2 - 6月。4枚の白い花弁を持つ直径3mmほどの小さな花を多数、花穂に付ける。
英名の Shepherd's purse は「羊飼いの財布」の意味で、学名の種小名の語義も同じである。ナズナという名前の由来は、夏になると枯れること、つまり夏無(なつな)から、撫でたいほど可愛い花の意味、撫菜(なでな)からなど、諸説ある。ぺんぺん草やシャミセングサという別名がよく知られている。「ぺんぺん」は三味線を弾く擬音語で、花の下に付いている果実の形が、三味線の撥(ばち)によく似ている。
春の七草の一つで、若苗を食用にする。かつては冬季の貴重な野菜であった。貝原益軒は『大和本草』で唐の詩人蘇軾を引用し「『天生此物為幽人山居之為』コレ味ヨキ故也」(大意:「天は世を捨て暮らしている人の為にナズナを生じた」これは味が良いためである)と書いている。民間薬として陰干ししたのちに煎じたり、煮詰めたり、黒焼きするなどしたものは肝臓病・解熱・血便・血尿・下痢・高血圧・止血・生理不順・腹痛・吐血・便秘・利尿・目の充血や痛みに効き、各種薬効に優れた薬草として用いられる。(Wikipediaより)
カプセラ・ブルサ・パストリス Capsella bursa pastoris でした。
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