コルク樫の森の中にひっそりと咲くリヌム・ビエンネ Linum bienne。どちらもポルトガルの隆盛期、大航海時代には欠かすことが出来ない植物であった。ワイン樽の技術が頑丈な船を作る技術に応用され、それまでは綿の帆でしかなく、あまり長持ちはしなかったのが、亜麻の発見で飛躍的に長い航海が可能になったのだそうだ。その亜麻の原種の自生するコルク樫の森である。
リヌム・ビエンネ Linum bienne
アマ科、アマ属、地中海沿岸地域原産の宿根亜麻1年草、
西ヨーロッパ、北イングランド、アイルランドに分布、
学名:Linum bienne、
和名:ヒメアマ(姫亜麻) 、ペール・フラックス、英名:Pale Flax、葡名:Linho-comum、
2015年5月5日、コスタ・アズール地方で撮影、
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