アヤメ科、Iridaceae、サフラン属、南ヨーロッパ~小アジア原産、
学名:Crocus serotinus、
英名:Late Crocus、Autumn Crocus、
西名:Azafran de otono、葡名:Açafrão-bravo、Pé-de-burro、
2014年10月23日、11月16日、21日、12月15日、2015年10月14日、29日、2016年11月2日、14日、22日、2017年11月19日、2019年11月9日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
クロクス・セロティヌス Crocus serotinus の花。コルク樫と松の混生する林の開けた草地の砂地などに自生。キノコの発生と同場所、同時期に自生。
花の直径は4センチほど。花弁は幅の広い6枚で濃い紫色のストライプが入る。草丈は8センチほど。種小名の serotinus は遅れて咲く, 晩生の, 秋咲きのの意。
雄蕊はオレンジ色で枝分かれし延びてやがて垂れ下がる。花色は白に近いピンクから紫まで。
葉は花時期にはあまりなく、花後に線形で株元からロゼット状に地を這い長く延びる。
クロクス・セロティヌス Crocus serotinus でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は 学名の音読みから。属名は、ギリシャ語の kroke(=糸)を語源としている。雄蘂の柱頭が垂れることから。種小名は「晩生の」の意。
クロクス・セロティヌスはアヤメ科の球根植物である。本種は、原産地の項に記した地で日当たりの良い草地に自生の見られる野草である。草丈は8㎝程度となる。葉は、開花時には見られず、開花後に長さ5㎝程度細い線状の根出葉を出す。10~12月頃、花茎を伸ばし、茎頂に径4㎝程度の花をつける。花被片は6個。花色は淡桃紫色~紫色で、花被片には濃色の条紋が入る。 (GKZ植物事典より)
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