キク科、Asteraceae、アンドリアラ属、地中海沿岸地域原産、
学名:Andryala laxiflora、
葡名:Erva-polvilhenta
2010年5月16日、2015年5月7日、23日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、
アンドリアラ・ラキシフロラ Andryala laxiflora の花。花の直径は3cmほど。
茎、葉、額片などは白い毛で覆われている。ポルトガルの内陸部、牧場脇や荒地などに自生。
花色は鮮やかな黄色で、蕾は球状。草丈は70cmほど。
よく枝分かれし、先端に散形花序をつくる。葉は互生で、縁が波打つ。
アンドリアラ・ラキシフロラ Andryala laxiflora でした。
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(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシア語の andros(=男性)と hyalos(=ガラス)の合成語からであるが、意味不明。種小名は「疎らな葉の」の意。
アンドリアラ・ラクシフォリアはキク科の1年草である。本種は、イベリア半島原産種で、概して日当たりの良い荒れ地に自生の見られる野草である。草丈は50~80㎝程度となる。茎は上部で良く分枝をする。葉や茎には白色の細毛が密生する。葉は楕円状で、縁部は全縁であるが大きく波を打ち、茎に互生する。短細毛が密生するため、葉はビロード質の感触を持つ。4~7月頃、茎上部にエンス花序を出し、頂並びに枝先に径3㎝程度の黄花をつける。舌状花の先端部は細裂する。(GKZ植物事典より)
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