The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

アンドリアラ・ラキシフロラ Andryala laxiflora

2022-05-15 11:31:25 | ポルトガルの野の花

キク科、Asteraceae、アンドリアラ属、地中海沿岸地域原産、

学名:Andryala laxiflora、

葡名:Erva-polvilhenta

2010年5月16日、2015年5月7日、23日、ポルトガル、アレンテージョ地方で撮影、

 

アンドリアラ・ラキシフロラ Andryala laxiflora の花。花の直径は3cmほど。

 

茎、葉、額片などは白い毛で覆われている。ポルトガルの内陸部、牧場脇や荒地などに自生。

 

花色は鮮やかな黄色で、蕾は球状。草丈は70cmほど。

 

よく枝分かれし、先端に散形花序をつくる。葉は互生で、縁が波打つ。

 

アンドリアラ・ラキシフロラ Andryala laxiflora でした。

©2022  MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシア語の andros(=男性)と hyalos(=ガラス)の合成語からであるが、意味不明。種小名は「疎らな葉の」の意。

アンドリアラ・ラクシフォリアはキク科の1年草である。本種は、イベリア半島原産種で、概して日当たりの良い荒れ地に自生の見られる野草である。草丈は50~80㎝程度となる。茎は上部で良く分枝をする。葉や茎には白色の細毛が密生する。葉は楕円状で、縁部は全縁であるが大きく波を打ち、茎に互生する。短細毛が密生するため、葉はビロード質の感触を持つ。4~7月頃、茎上部にエンス花序を出し、頂並びに枝先に径3㎝程度の黄花をつける。舌状花の先端部は細裂する。(GKZ植物事典より)

 

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