The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ダフネ・グニディウム Daphne gnidium

2022-09-04 10:02:54 | ポルトガルの野の花

ジンチョウゲ科、Thymelaeaceae、ジンチョウゲ(ダフネ)属、地中海沿岸地域原産の常緑低木、

学名:Daphne gnidium、

和名:ダフネ・グニディウム、

英名:Flax-Leaved Daphne、葡名:Flores do Trovisco、

2009年6月13日、2011年11月2日、2014年8月3日、9月7日、10月5日、2015年7月25日、8月1日、2016年6月5日、9月17日、21日、11月22日、2017年9月7日、2020年7月8日、19日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で、2015年12月23日、アルガルベ地方で撮影、

 

ダフネ・グニディウム Daphne gnidium の花。枝はよく分かれる。

 

 

 

葉は革質で全縁、葉柄は短く、互生する。花序は頭状花序か短い穂状花序で、頂生または側性する。

 

花は両性または雌雄異株で4-5数性、花弁にみえるのは萼片で、花弁はない。萼は筒状から漏斗状になる。雄蕊は4個、子房は無柄で卵形になり、花柱はごく短く、柱頭は球形または円板形になる。

 

果実は多汁質の液果で、中に卵形の種子が1個ある。樹皮と果実はときに有毒である。ジンチョウゲ(ダフネ)属はユーラシアと北アフリカに約90種が知られる。(Wikipediaより)ダフネ・グニディウム Daphne gnidium でした。 

©2022 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より) 和名は、学名の音読みから。属名は、ギリシャ神話に登場するニンフであるダフネの名に因んでおり、転じてギリシャ語ではゲッケイジュのギリシャ名となっている。葉の形状がゲッケイジュに似ていることから Daphune の用いられるようになったという。種小名は小アジアの都市 Cariaでの本種に対する呼び名 Cnidus からの異綴文字化された者と言う。

ダフネ・ニーディウムは、ジンチョウゲ科の常緑樹である。本種は、地中海沿岸地方の日当たりの良い丘陵地等に自生の見られる灌木である。樹高は0,6~2m程度となる。幹は直立し、良く分枝をする。雌雄異株。葉は長さ2~5㎝、幅1㎝程度の楕円形で、表面は平滑、縁部は全縁、先端部は鋭頭となり、基部は短い葉柄に連なり、枝に互生する。9~10月頃、枝先の葉腋に白色の筒状小花を散形花序風につける。白色の花被片のように見えるのは、萼片であり、幾分多肉質である。花後には卵形の液果をつけ赤熟する。この液果は有毒である。(GKZ植物事典より)  

 

 

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